こんなに多いとは知らなかった…というのが正直な感想である。毎年4000人もの人達が“痴漢犯罪”で検挙されているのだという。そんなにもいたのか。その検挙数に驚く。スピード違反とはわけが違う。その結果として全車両に防犯カメラを設置することが決まったらしい。その方が“冤罪”も防げるので良いと思う。そう、私が問題にしたいのは検挙された人たちの中には“冤罪の人”もいるということなのだ。「痴漢」の場合、訴えた人の話が“ほぼ100%まかり通る”。例えば男性が「本当に私ではありません」とどんなに訴えたところで、被害女性が「絶対、この人です」と断言すれば、その訴えがそのまま通用してしまう。証人は、ほとんどの場合、必要ない。こうして実際に「痴漢」にされてしまった男性が何人もいるのだ。もちろん、家族にも勤め先にも影響が出る。極端な例では、人生の階段を転げ落ちていく。そういう意味でも、防犯カメラの設置は絶対にあった方が良い。置き引きとかスリの盗難防止にも役立つ。その一方で「女性車両」というようなものは、或る意味“平等ではない”と思うので止めてしまった方が良い。私は或る時、急いで電車に飛び乗ったら、そこが「女性車両」で奇異な目で見られた体験がある。日本語の読めない外国人もいるだろうし、男女の子供を連れている女性は乗れないし、同性愛の女性は悦んで乗るだろう。むしろ、一部地域で始めた“座席料”としての“料金加算”による方式を、電車内に取り入れた方が良い。そうすれば病気などで“どうしても座りたい人”や“立っていられない人”、さらには“眠りたい人”や“学習したい人”などが加算料金を払ってでもそこを利用するだろう。それにしても「痴漢」が犯罪であることは誰でも知っている。それでも行ってしまうのは、一種の“病”だからである。再犯率が高いのも、それを証明している。これらの“病”に対する“病院開設”や“治療薬の開発”はどうして進まないのだろう。
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