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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


理由なき「恐怖の予感」を無視してはならない


人には誰でも「潜在意識」というものがある。そして、その潜在意識は“未来”と繋がっている。したがって潜在意識から発せられた“予感”は、AIによる“予測”よりもはるかに信じられる場合が多い。イギリスのバーミンガムに住むケイデン・バレット氏は、その事件が起こる前夜に妹の「予感」を受け止めながら、聞き流してしまったことを深く後悔している。その晩、妹のキーラは兄のケイデンに向かって「グッチに噛まれるような気がして怖いの」と怯えながら言ったのだ。一瞬、兄には妹の言っていることの意味が解らなかった。グッチというのは、彼が妹のため4カ月ほど前にプレゼントした保護犬だった。とても大人しく、兄妹に良くなついていた。妹のキーラが怯えながら話した時、そのグッチは暖炉の近くですやすやと眠っていた。これまでにも兄妹を襲って来るようなことはなかった。どうしてそんなことを突然言い出したのか、兄には解からなかった。元々、妹には情緒不安定なところがあった。医学的には「パーソナリティ障害」という診断が下っていた。そういう点もあって、情緒の安定に役立つという保護犬をプレゼントしたのだ。そのせいか、最近は比較的情緒も安定していた。もしかして…と、兄は「薬は飲んだの」と妹に訊いた。案の定、妹は最近調子が良いから飲んでいないわ、と不安気に答えた。「きっと、そのせいで、変なこと思うんだよ、薬を飲んで寝た方が良い」妹のキーラ自身も、そうよね、と自分に言い聞かすような感じで、その話を終えた。翌日、兄が仕事に出かけた時、妹はまだ寝室に居た。だから、声を掛けなかった。そして、帰宅してみると、妹のキーラは血塗れになって横たわっていたのだ。部屋の隅には、うずくまるような感じの保護犬グッチが居た。こうして、妹の予感は見事に当たって、グッチに噛まれて死亡してしまった。警察による調べでも、何が原因だったかは謎のままであった。「癒し」を与えられるはずと信じてプレゼントした犬だったが、前日まで仲良く暮らしてきたブルテリア犬だったが、妹の予見は理由もわからぬまま的中してしまったのだ。

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