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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


親の教育が素晴らしかった「結合双生児」結婚


ときどき、この種のニュースが報じられる。そして、改めて「生きるとは何だろう」と誰もが思う。今回はアメリカで1990年に産まれていた結合双生児の話題だ。既に34歳になっているが、その「アビー」と「ブリタニー」のヘンゼル姉妹のうち、アビー氏の方が結婚していたというニュースだ。お相手は子持ちの退役軍人らしい。そして、いまのところ“4人での暮らし”は順調のようだ。一卵双生児の二人は、頭は2つ、心臓は2つ、肺は4つ、胃は2つだが、ここから下の臓器を共有しているため、身体を切り離すことが出来なかった。そこで、どうなるかと言えば、常に協力し合って動く以外にはない。アビーが右側をコントロールし、ブリタニーが左側をコントロールする。それが出来れば、行動そのものには問題がないらしい。歩くことも走ることも、水泳も、ソフトボールもピアノを弾くことも、或る意味では“ふつうの人たちと同じように”できるのだ。そこで二人は大学の教育学部を出て小学校の教師となった。実質的に“ふたりで一クラス”しか持てないため給与は1人分らしい。ふたりの洋服の好みは違っているため、お互いの好みのものを交代に着るようにしているそうだ。アビーの方が結婚したことによって、事実上、ふたりは子持ちの退役軍人と“一緒に暮らす形”を採っている。何しろ、身体は別々に出来ないから、そうするしかないのだ。わたしが何よりも感心したのは、彼女たちを育てたご両親、特に看護師でもあった母親のことだ。彼女は娘たちに対して「結合双生児であることを言い訳にしないこと」という教育方針を徹底した。その結果、彼女たちは自分たちだけで車も運転し、学校でふつうに子供たちを教え、だれの世話にもならず欧州旅行にも出掛けている。そして、今度は結婚だ。子持ちの男性との結婚だが、その娘さんとの仲も良いらしく、四人で出掛けることに中途がない。だが、ここで、アビーの方は良いが、ブリタニーの方はどうなのか、と誰もが思う。もし、理解力のある男性が居れば、もう一人のブリタニーとの結婚を望む男性が居ないとも限らない。その時の生活形態はどうするか、それはその時に決めれば良い。人生というのは「言い訳にしなければ…」何でもできるのだ。
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