「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


計算が合わない「前々任校」からの盗んだ金額


ときどき“やるせない事件”というものが起こる。学校の教師が“盗み”で捕まる。最近であれば、それほど驚くようなことでもない。けれども、今回はちょっと違う。盗んでいた期間が“5年半の間”と長いのだ。本人の供述だけでも“16回以上”と多いのだ。しかも、それは「聖なる職場=学校内」において行われていた。しかも早朝からで、5年半もの間だから“出来心”などというものではない。常習犯だったのだ。38歳で大阪の市立小学校教諭である。ここで驚くのは、その学校に赴任してきた後のことではなく、その前の学校でも、またその前の学校でも、同じように続けて来ていた……という告白の方だ。まるで、どの学校へ行っても最初から、朝早く出勤して、人気の少ない時間帯に“盗み出す”ことを仕事と感じていたかのようですらある。盗むのは職員室とか更衣室とかで、同僚の財布から「数枚だけ抜き取る」手法であったらしい。数枚だけ抜き取るので、なかなか気付かれにくかったらしい。けれども、相手はどこでも、こういう言い方は失礼だが「高給取りとは言い難い」教師たちの財布内だ。そんなにたくさんの現金が入っているはずもない。したがって、数枚の千円札が無くなっても気付く人は気付くのだ。今回の学校では、被害者たちから“それとなく名前が挙がっていて”その最終確認を校長自身が行った。その結果、逃れられないと覚悟したのか、すべてを白状したらしい。ただ本人は16回以上で総額17万1000円くらいと供述しているのだが、これがおかしい。なぜなら本人は一回当たりの金額について「数千円が普通で、たまに一万円札を抜き取ることも…」と言っている。そうだとすれば、16回で17万円にもなるはずがない。16回で17万円なら、一回につき1万円は抜き取っていないと計算が合わない。したがって、この回数にしても、その金額にしても、おそらく“本人の意識の中では”という数字で、実際のものとは違っているに違いない。おそらく、一回当たりの抜き取り金額の方は、そんなに違っていないと思うので、そうすると、もしかすると5年半ではなくて、もっと前から行ってきている可能性、或いはもっと回数的に多かった可能性がある。とにかく、学校には“盗みのアルバイトをする”目的で働きに来ていた可能性が高いのだ。もちろん懲戒免職になったが、こういう教師に教えられた子供たちはきっと「反面教師」として真面目に働き出すことだろう。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言