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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


進んでるのか後退してるのか「婚活チラシ」⁉


日本も“少子化”には悩み続けているが、そのもっと上を行くのが「中国」と「韓国」だ。この両国とも、日本よりも最近の出生率は低い。同時に「結婚」の届け者数も確実に減っている。つまり、韓国と中国と日本とでは、それぞれの問題点には違いがあるように思うが、こと“婚姻”と“出産”の減少に関しては、ほぼ共通した状態となっている。そこで“お国柄の違い”がよく表れていると思うのが、中国の婚活方法だ。中国の場合、本人たちよりも、親たちの方が熱心なのがいちばんの興味深い点だ。北京でも広州でも“未婚の子供達”を持つ親が広場(公園)に集まってくる。北京の方は地べたに、広州の方は公園の周囲に「婚活用のチラシ」を持ち寄ってくる。そこに写真はなく文字だけが並んでいる。生まれ年、性別、職業、持ち家の有無、親子同居の有無、相手への条件などが書かれている。公園には、親だけが来ていることもあれば、本人も一緒に来ていることがある。中には既にウエディングドレスを着てアピールする者も居る。とにかく、自らの方の条件と、相手側に対する条件と、それらが互いに一致する相手を求めているようだ。ただ、奇妙に思うのは、日本人なら、それを路上に置くとか、公園周囲に貼り巡らすとか……ふつうはしない。ネット上に書き込むのとはわけが違って、だれに視られるかわからない。それに、路上に直接、婚活チラシを置いてゆくのは、何か“路上販売”を想い出させるところがあって、なんとなく日本人なら気が引ける。或る意味で、なりふり構っていられない、ということなのかもしれないが、確かにこれなら“お見合い機関への登録不要”で手っ取り早い、と言えるかもしれない。ただ、この方法で実際にカップルが成立する可能性は低いようだ。何しろ、お互いに条件がある。特に、女性側は男性に“マイホームを所有している”ことを条件とする人たちが多い。独身でマイホームを所有しているというハードルは高いように思うが、昔から、中国女性はそれを求める人が多い。したがって、地べたに置かれるチラシでも“そういう条件が満たされている”男性なら、たくさんの女性たちが直接逢いたがるようだ。中国の婚姻数は7年連続で低下している。裕福な家庭でやや過保護に育っている子供たちは、よほどの条件でもなければ結婚したがらないのだ。
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