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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


運転中「意識失った女性」を未知の人達が救助


走行中の車が対向車線方向に向かってノロノロと動き出す。その車に向かって、一人の女性が叫びながら走り出す。明らかに何らかの異常事態が発生。女性は必死に叫びながら、車を押し止めようとしている。車は明らかにノロノロだが制御が利かない。女性の叫びに反応して、周囲から見知らぬ人たちが4~5人、飛び出してきて、その車を一緒に押し止めようとする。4~5人の力で、ようやく止まったが、ドアが閉まっていて中の運転手を救助できない。走行中に運転手が意識を失ってしまったのだ。誰かがダンベルを持ってきた。それによって窓を壊し、ようやくドアが開けられ、完全に運転中意識を失った女性が救出された。未知の人たちが「不測の事態」に対して本能的に救助の手を差し伸べ、連携して事故を未然に防いだのだ。アメリカのフロリダ州で起きた出来事である。アメリカ人はこういう時、だれかれ関係なく、とっさにチームワークを組む性質が強い。それはおそらく、元々が多国籍人種の集まりで成り立っている国だからかもしれない。私が思うに、日本人はなかなかこのような時、未知の人のために車から飛び出しては来ない。一つには「おせっかいなこと」と思われたくないのだ。けれども、ノロノロではあっても対向車線に向かっていけば確実に事故となる。そして意識を失った女性は危険な状態に置かれる。そうであれば、知らない人だから…と放っては置けない。それが本能だ。ところで、無事救出された女性は、どうして意識を失ったのか。その日、検査のため胃を空っぽにして高血圧の薬を飲んで運転していたら、急に意識を喪ったのだという。放って置けば大事故になる可能性もあった救出劇に参加した人達には、地元企業から「カリブ海クルーズ8日間の旅」がプレゼントされたようだ。日本でもときどき「命の救出劇」が行われる。人は予期せぬ場所で直感的に「助けなければ…」と思うような場面に出くわす。その時、思うより先に身体が動いていて“救出行動”に踏み出せる人こそ「真の勇者」なのだ。
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