多くの人が“何となく知っている事実”というものが世の中にはある。加齢による「男」と「女」の“逆転現象”も、その一つだ。つまり、歳を取ると自然に男性が“女性的に”、女性が“男性的に”、徐々にではあるが変化していく傾向がみられるということ。もちろん、すべての男女に当てはまるわけではないが、大体3割くらいには“当てはまっている現象”のように思われる。わかりやすい例でいうと、髪の長かった女性が、年齢が増すごと短くなって、ついには“刈上げの髪型”になって、着ていた洋服も徐々に“男性的な服装”に変わっていって、体形も変化し、見た目から“女が消えていく”婦人たちは多い。男性の方も、それまでスーツ姿で決めていたのが、定年後になって服装や髪型が変わり、表情から“硬さや緊張感”が消えて、どこか穏やかに丸くなって“男が消えていく”紳士たちは多い。これが70代、80代、90代と進むにつれ、より鮮明な“事実に変わって”周囲も違和感なく、それを受け入れていくようになる。実は、この変化は“幼いころに戻っていく現象”と関係が深い。幼少時も、不思議と男女が入れ替わって見えるケースは多いものだ。つまり、男の子なのに“女の子?”に見間違える、女の子なのに“男の子?”に見間違えるような容貌や雰囲気の子供たちは多い。もちろん、その中には“性同一性”といった本格的な子(?)もいるが、そういうのは実際には稀であって、やがて年齢が進むに従って“立派な普通の男女”へと成長していく。ところが“老い”が進んで来るにしたがって、性ホルモンの関係からか“本来の性”が失われて、入れ替わり現象が進んでいくようになる。ということは、元々われわれは“性同一性”に生まれついているのかもしれず、ただそれが“本格的かどうか”の違いだけなのかもしれない。
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