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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「日本」利上げで異変“ドル円161円台”に上昇


「日銀が利上げをすれば円安は是正されます」と多くの識者(⁉)は言っていた。ところが実際には先日“利上げ”は決定されたが、ドル円相場はほとんど動かなかった。いや、動かないどころではない。むしろ、より“円安の方向”へと動き始めている。どうしてなのか、答えは簡単で、前もって日銀が利上げすることは決定的だったからだ。市場というのは、既に確定していることには反応しないのだ。不確定事項には反応する。だから一番効果的なのは“やらない”に見せかけて“やる”という形で、その場合には大きく反応する。占いでもそうだが、最初から占わなくても解っているようなことに対して、人は大きく反応しない。通常は、その部分が“わからない”時、人はその部分を知りたがるのだ。さてドル円相場だが、今日これを書いている時点では、1ドル=161円75銭くらいで推移している。つまり161円台の後半で、本来なら日銀の介入があってもおかしくない数値まで来ている。ところが、先日、利上げを決定したばかりの日銀や財務省は、今すぐは動きずらい。一つには“円安への動き”が、投機筋ではない方面から来ている可能性があるからだ。その場合、仮に介入しても、すぐまた元に戻る可能性の方が強い。前回の介入も、いったんは1ドル=154円くらいまで動いたが、すぐにまた元の数値に戻った。あまりにも短期間の内に戻った。これでは介入の意味がない。ここで注目すべきは、原油価格の急落で、実はイランの停戦で90ドル付近にあった原油価格が、現在は76ドル付近まで急落している。日本の食料品などの価格転嫁は、この原油価格の方がドル円価格よりも、強く影響している。したがって、ただ単にドル円相場だけに注意を向けるより、原油価格に注意を向ける方が“値上がりの抑制”という点では効果がありそうなのだ。もちろんガソリン価格だって、それに伴なって墜ちて行く。実はもう一つ“金価格”も原油価格同様に急落している。この“金価格”こそ、戦争継続時は投機筋が買ってきたもので、戦争が終われば“急落して当然”のものなのだ。つまり、このところ世界情勢の大きな変化で、ドル円相場だけでなく、あらゆる価格が上下に大きく変動しやすくなっている。その変化を受け入れて波のように動くか、或いは“一時の動き”と傍観して“本来の姿”に戻るまでじっくり待つか、どちらかのスタイルで行くのが良く、中途半端に“みんなが動くから動く”とか、だれもが“そっちだというからそっち”にというような動き方をすると失敗する。とにかく、ここしばらくは介入なしで“急速に円安方向”に向かう可能性が極めて高い。
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