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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「9.11同時多発テロ」の「予見」は微妙に外れ


「9.11同時多発テロ事件」から既に25年が経過したという。もう、そんなに経ったのか。どんな大きな出来事でも、それが過ぎると、また“通常の日々”に還る。あの事件を、わたしは偶然にもテレビ東京の“ニュース映像”で視ていた。最初は何が何だか解からなかった。いつもの夜のニュース番組が、そうではない形から始まったからだ。いまのわたしは、もう夜の11時を過ぎて“起きている”ことはないが、あの頃は11時を過ぎてもふつうに起きていた。TV画面上では、女性リポーターが決死の様子で事件を報道していた。ただ、報道している本人たちも、どういうことが起こったのか、いまビル内部がどういう状態なのか、解かっていないようだった。とにかく映像的には、ビルが崩壊しかかっているのが明らかに解った。後で判明した結果では、同時多発テロ事件は、ニューヨークとワシントンの複数個所で、ほぼ同時に小型機が“超高層ビルに突っ込んでいく”という事件だった。その結果、超高層ビルであった「世界貿易センター」が崩壊した。部分的にではなく、全体的に崩壊したのだ。その結果、約3000人という史上でも稀な数の犠牲者が出た。そのビルに勤務していたのは、ほとんどが“エリート”と呼ばれるような人達だった。マンハッタンのビルなので、金融関係の人達が多かったと思うが、アメリカ人だけでなく、文字通り“世界の国々からやって来て働いている”シンボル的なビルだった。それだけに“テロ行為”側から観れば、大いなる成果を得た事件ともいえる。イスラムの過激派思想がその背景にあるが、ほんとうのところは未だによく解かっていない。この事件を“予見”している人たちがいた。その一人はノストラダムスであり、もう一人はエドガー・ケーシーだった。ただ二人とも予見はしたのだが、具体的な日時とか、場所とか、そういう部分が茫漠としていたために、彼らの“予見的中”という形では語られていない。ノストラダムスは「百詩編」の中で、この事件を「1999年7の月」という形で記した。だから誰も、その二年後に起きた事件と同一視していないのだ。エドガー・ケーシーの方も、19世紀末から20世紀初期にかけ活躍した人物だが、幻視の中で“百年後のニューヨーク”としてビルが完全崩壊した状態を語っている。彼らは未来を予見はしているのだが、その日時や事件は茫漠としていて的確とはいえない。たとえばケーシーは「東日本大震災」なども幻視していて「日本の太平洋側の大部分が津波に呑み込まれる」というふうな表現で物語っている。つまり「予見」や「幻視」は、物事そのままを表すというより、その一部を“映像化させている”というのが正しい把握の仕方なのだ。
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