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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「粗品」「スポニチ」の問題だけでないような⁉


霜降り明星「粗品」と、スポーツニッポンの芸能記者との間でトラブルが勃発したようだ。おそらく年末のTV企画に関するもので、粗品氏は「自分のタイミングで公表したい」という気持ちが強く、スポニチ記者側は「報道の自由」という気持ちが強く、粗品氏は「記事の差し替え」を希望しているらしいのだが、今のところスポニチ側は“応じない気配”の方が強いらしい。ただ、これは既に決まったTV企画で進行中のようだから、いずれは報道が出る。これが“プライバシー”に関するモノとか“事件性のある事柄”とかであれば「スクープ」とか「サプライズ発表」となるのだろうが、既に決まったTV企画であれば、本来は、どちらの側にとっても“騒ぎ立てるほどのこと”とは、わたしには思えない。ただ最近、企業でも、個人でもそうだが、AIなどの進化で、個人情報などが勝手に盗まれるとか流出する事件が相次いでいる。そういう点から言えば、芸能人とか、政治家とか、アスリートとか、本人が“守っておきたいもの”を勝手に“盗み取る”行為に対しては、何らかの規制を早急に掛けないとならない事態となっている。結局、世の中は便利になって、次々と新しいものが生まれて、それによって良くなった部分もあるが、かえって悪くなった部分も多い。特に、自分が特定されないなら「ワルイことをしてもいい」という発想が、特に若い人たちに増えてきたような気がしてならない。日本人は昔から「阿吽の呼吸」というものを持っていて、言わなくても、言葉に出さなくても、相手を感じ、相手を察して行動する……という特技があった。デジタル社会になって、だんだんそういう“日本人の特技”的な感覚が失われていくようで、わたしにはそれが怖いのだ。今回の「粗品」と「スポニチ」の問題だって、昔であれば、阿吽の呼吸で「これはまだ出してはいけないな」と記者の方が察していたような気がする。デジタル社会は、人と人との“言葉に出さない言葉”というものを奪っていきそうで、どんどん人間もロボット化してしまいそうで、どんどん気配の察知力が退化してしまいそうで、それが、何よりも怖い。
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