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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


ラスベガス「光」と「闇」象徴するホームレス


元々そういう傾向が強いアメリカの“貧富の差”だが、それをもっとも象徴しているよう感じられるのが“ラスベガスのホームレス”だ。華やかにネオンが輝くカジノホテルの大通りから西に1㌔の辺りがホームレスの溜まり場である“地下トンネル網”だ。報道によると、そこで支援活動をしている人たちの推定では大体1200人~1500人のホームレスが居る。直接関わっている人たちですら、正確な数を把握できていない。これが全米となれば、約26万人ものホームレス人口が居る。昔から「アメリカンドリーム」という言葉があるが、実際には、その向こうに“夢を掴み切れなかった人々”が無数にいる……ということになる。近年の「日本」も、少しずつ“そういう方向”に進みそうで怖いが、それでも行政がしっかりしている日本は、アメリカのように“見て見ぬふりをする”役所に比べれば、まだましな方かもしれない。もちろん、アメリカにだってボランティアの支援団体は多数ある。実際には、そういう人達が“通常の社会復帰”を勧めても、それに応じようとしていない人も多いのが実態だ。これは日本でも同じで“ギリギリのヤバイ暮し方”の方を好む人もいる。だから、必ずしも、誰かの責任とか、責められない事情もある。アメリカの場合、ホームレスだから仕事をしていないとか、収入がないとかいうことではない。日雇い的な仕事やゴミ箱あさり的な仕事(アルミ缶や銅線などの収集)によって、日本円で一日三千円から二万円ほどの収入を得ている人もいる。日本でなら十分に暮らしていける収入だが、ホームレスの多くは薬物などに嵌まっていて、それで“暮しを立て直そう”という意識にはならないようだ。確かに、その一方では月収が何千万円とか何億円とかいう“桁違いの人達”もラスベガスには来る。この“どうしようもない格差”は、虐げられた人たちから“やる気”をなくす。ただ「千里の道も一歩から」で、誰でも“苦境”の時期はある。ただそれがあまりにも極端だと、人は現実逃避を始めるようになる。ラスベガスの華やかなネオンは、ふつうの人が、ふつうに生きて行くことを難しさを改めて考えさせる。
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