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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


初婚ではだんだん「年上妻」が増えてきた理由


時代の変化はさまざまな部分に表れる。その一つとして注目すべきは近年、徐々に徐々に「年上妻」が多くなってきているという統計的な事実だ。特に初婚での結婚、それも20代同士の若い人たちの結婚で、それが多くなってきているという。これは何を意味するのか。「昭和」の時代は、圧倒的に男性の方が年上であるカップルが多かった。その方が自然に視えた。それが、ここに来て急速に変化し、なぜか初婚の人達の“平均的な年齢差”という調査でも、どんどん年齢差が縮まり、いまや“1.4歳差”というのが平均的なのだという。つまり“同世代婚”とでもいうか……それが“当たり前のこと”に変わりつつある。たぶん、もっとも大きな理由は“結婚観の変化”にあるのだと、わたしは思う。つまり、昔は「夫が妻を養う」というのが当然のこととされたのだが、現代では、そのような考え方自体が消失してしまった。女性も働いていて当然だし、高収入に変わりつつある。したがって「養う」という考え方自体が完全に消失している。となれば、女性も自然に高学歴となり高収入の職場を求めることになる。したがって、まず男女間においての“就職年齢”に差がない。次に“家事分担”と“育児分担”にも、平等を求める傾向が近年は特に強まりつつある。昔は、妊娠・出産・子育て・教育は“妻側の役割”という考えが大勢だった。まあ生物学的に観れば、本来は現代でもそうなのだが、現代女性は、それを許さない。家事だけでなく育児・教育においても分担して平等であることを求めがちなのだ。そうすると、それを最初から“当然のこと”として受け入れる同世代や“やや年下の男性”が、結婚相手に相応しいということになる。さらに現代は“親の介護”問題も決して小さな問題ではない。昔は、嫁いだ先の親の面倒や介護は、妻側の負担になるケースが圧倒的に多かった。けれども今は、これも不平等は許さない。こうして、それらも含めて“互いの結婚観”というものが、現代では重要なテーマとなっている。それらが一致しない“年齢差婚”は、将来的に問題が発生しやすい、ということのようだ。「日本」はアジア各国の中でも、もっとも“親の面倒・介護”に対する意識が、よく言えば“平等観”が進んでいて、その点でアジア各国とは異なる。中国や韓国などは、いまや先進国であるが、その部分は“古来からの伝統的な考え”が極めて強く残っている。そういう点だけで言えば、日本は欧米寄りなのだ。現代の日本人の生き方・考え方は、欧米人ともアジア人とも違って、伝統と革新が入り混じった特異な“家庭観”を築きつつある。
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