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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「めぐみ(娘)」は「早紀江(母)」に“長寿”与えた


現在90歳になる横田早紀江さんが、拉致被害者の娘「めぐみ」さんの誕生日を前に“北朝鮮との交渉再開”を訴えた。毎年のように訴え続けているが、もう90歳だというのに、その表情は若々しい。そして、今年の誕生日を迎えると、拉致された娘さんの方も62歳になるという。13歳で拉致されたので、もう49年前の話となる。その間、ずっと横田早紀江さんは「娘」との再会を夢見続けたきた。実現できるかどうかは別として、ずっと娘に愛情を注ぎ続けた母親の執念のようなものを私は感じる。こんなことを書くと、批判されるかもしれないが、世の中で、自分の母親から一身に愛情を注ぎ込まれ続けた女性がいるだろうか。いないような気がする。そういう意味で言えば、なんと幸せな「娘」であったことだろう。そして同時に、そのことが母親を強くし、母親の若々しさと健康を永く保ち続けさせた部分もある。つまり、娘は、母親に“強い生命力”と“若々しい心身”を与え続けたのだ。つまり、娘想いの母親は、母想いの娘から“強さ”と“若さ”を与えられたのだ。但し、それが「幸せな人生だったか」といえば、それは別問題だ。悪く言えば“娘に振り回された人生”とも言えるからだ。早紀江さんは熱心なキリスト教徒のようである。彼女の願いを「神」は、なぜ聴いてくれないのか。そうではない。神は彼女に「めぐみ」さんと逢わせて、めぐみさんと一緒に暮らせるよう手配をした。正確に言えば、めぐみさんの娘「キム・ウンギョン」さんと逢わせた。そうして、その娘は「お祖母ちゃんと一緒に暮らしたい」と願ったのだ。けれども、疑心暗鬼の横田夫妻はそれを拒否した。その時、お孫さんであるウンギョンさんは15歳。拉致された当時の「めぎみ」さんと2歳しか違わない。どうしてあの時、横田夫妻は「実の娘」に拘ったのか。結局、その後は、そういう機会は奪われてしまった。神は、時々“代替え品”として、人の願いを聴き入れようとする。ところが、こだわりの強い人は、それを拒否する。その結果、多くの場合には、もうそのチャンスは失われてしまう。神様の努力を無駄にするのはあまりに失礼ではないか。あまりに傲慢ではないだろうか。
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