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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


窃盗は「二宮金次郎」無縁な外国人労働者か


日本人の多くは「二宮金次郎」という名前を知っている。それは多く“銅像”として知っているもので、“薪を背負いながら勉強する姿”としての銅像だ。昔は多くの小中学校に、その銅像があったように記憶する。正直「とにかく立派な人」という印象しかないが、歴史的には江戸末期に“多くの農民を救った人物”として記録されている。栃木県・真岡市はその“金次郎が30年ほど暮らした所”として知られている。今月4日、地元住民が「歴史資料保存館」の入り口付近に設置してあった「二宮金次郎の銅像」が無くなっていることに気付き、市教委の方に連絡した。高さ1メートルほどの銅像は台座との接合部分を壊して“持ち去った”と推定される。実は金次郎の“ゆかりの地”である真岡市には13もの銅像が設置されている。そのうちの一つが盗難に遭ったことで、それ以外の銅像も狙われるのではないか、と地元警察は警戒している。私は最初マニアックな金次郎ファンの仕業かと思ったが、あちこちに設置されているなら、わざわざ盗む必要がない。それであれば近年の“銅の希少価値”に目をつけての犯行以外には考えられない。一時期、銅線などが盗まれたのと同様な発想なのではないか。もっとも銅線ならどこにあったものか判らないが、銅像の場合は“すぐ判明してしまう”ので地元民は心情的にも盗めない。何しろ、貧しい中で勉学に励み、栃木の農民たちを“救った人物”なのだ。ただ地元に暮らしていたとしても“金次郎を知らない人々”、例えば外国人労働者などであれば「銅像は高く売れる」と発想するかもしれない。けれども、ひとりだけで台座部分を壊すとか、それを持ち運ぶのは大変なはずで、犯行計画を練って複数の人物が関わっていた可能性もある。コロナの影響を受けて、外国人労働者にも“勤め先を失った人々”が多くいるに違いない。そういう人達のなかで“銅関連の仕事”に携わった経験ある者なら、売りさばくルートを知っているかもしれない。もっとも地元業者なら、いくら金になると言っても「二宮金次郎」に手出しは出来ない。もっと“巨富を得ていた人物”の銅像なら、良心が咎めないかもしれないのだが…。
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