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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


何かを勘違いしているゼレンスキー大統領の発言


停戦協議のための“下準備”として行われたトランプ大統領とゼレンスキー大統領との会談だったが、その話し合いは途中から雲行きがおかしくなり、最後は“交渉決裂”で終わった。その後、ゼレンスキー氏は欧州に戻って、欧州の首脳たちと会談、改めてアメリカに対して“継続的な支援”を求めるとともに「建設的な対話であれば行う用意がある」という“やや高飛車な発言”で再度の交渉を求めている。欧州の首脳たちは、全般的には“ウクライナ寄り”とでもいうか、ゼレンスキー氏に対して好意的である。だが、ゼレンスキー氏の態度や発言は、トランプ氏の言うように、ほんとうに戦争を終結させようとする国のトップとは思えないようなところがある。今回のアメリカ大統領との会談・交渉も、ウクライナ側からの提案だったと言われる。そうであるなら、まずは「アメリカ国家」に対して“感謝の言葉”がなければならない。なぜなら、アメリカはもっとも多くの支援金を「ウクライナ国家」に対して注いできたからだ。日本国も含めた西側諸国のどの国よりも、多くの支援金を“ウクライナ側”を与えた。その金額は“全支援金”の半額に近い。日本の十倍以上だ。更に武器供与も群を抜いている。つまり、これまでロシアと互角に戦えたのは、アメリカの支援があったればこそなのだ。それなのに、ゼレンスキー氏は国家としてのアメリカや、アメリカ国民に対して、その税金が当てられてきたというのに、一言も感謝の言葉を述べていない。「支援するのは当たり前だ」と言わんばかりの態度や言葉が目立った。国家としての“ロシアの侵攻”の正邪の前に、まず感謝すべきことなのだ。もう一つ、問題に感じたのはアメリカとの会談・交渉の席でありながら、ロシアのプーチン氏の姿勢を強く非難し、それに同調を求めたことだ。これからロシア側との“停戦協議”に仲介役として“その間を取り持とうとする”トランプ氏に対して、プーチン氏の個人攻撃を行った。百歩譲って、プーチン氏に問題があるというなら“停戦協議の場”で行えばいい。相手国のいない場で、仲介役の国に対し、相手を批難し“自分に同調すべき”というのは、どう考えてもおかしい。少なくとも、ホワイトハウスで行うべきは“アメリカーウクライナ間”の交渉であるべきなのだ。しかも、それで怒ったトランプ氏を理解していないのか「建設的な対話であれば行う用意がある」と、改めて発言している。つまり、自分に同調するなら対話する……という姿勢を崩していない。これでは「戦争を続けたがっている」と思われても当然ではないだろうか。
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