二年前、埼玉で行方不明となった少女がJR中野駅の公衆電話から自宅に電話し、無事、保護された。見知らぬ男性に車で連れ去られ、監禁に近い状態で二年間を過ごしたらしい。多分、少女は性格的に“素直でおとなしい子”だったに違いない。二年が経って、男に“隙が生じた”のだ。勝手に行動したりはしないだろう、と勘違いしたのだ。つまり、それだけ、日頃の少女は“従順に振る舞っていた”に違いない。JR中野駅に「公衆電話」があって良かった。もし、公衆電話がなければ、連絡手段がなく、少女は監禁アパートに戻ったかもしれない。近年、公衆電話というものがほとんど見当たらなくなってしまったが、このようなケースも想定すると完全撤去は出来ないのだ。こういうことはあまり考えたくないのだが、私は“この少女”だけではなく、同じような状態で暮らしている少女が、実は全国で“何人か存在する”のではないか、という危惧を持っている。おとなしい少女が“生きる手段”として、相手の言うまま“ひっそりと暮らしている”可能性が捨てきれないのだ。多感な時期に“指示通り”の「置き手紙」を残して、こつ然と「消えた少女」は、彼女だけなのであろうか。まるで表面上「若いカップル」のように、ひっそり暮らし続けていたに違いない少女の「空白の過去」は永遠に戻らない。
人はなぜ歴史を学ぶのかというと「いまを生きるための知恵」を過去の出来事から学び取るためだ。そういう意味で、ここ数年というのは、もっとも歴史から学ぶべき部分が多い時代に差し掛かってい 続きを読む
実は、この本を書いたのはそうとう前だ。なぜ、こういう本を書いたのだったかは、その時にはちゃんと理由があったのだが、いまとなっては想い出せない。とにかく、書いたのは6~7年も前であり 続きを読む
ときどき大胆な人事に驚くことがあるが、今回の人事は誰もが眼を剥く。何しろ22歳のアルバイト従業員が社長に抜擢されたのだ。最初は本人自身が“冗談”だと思ったそうだ。ココイチFC「スカ 続きを読む
多くの日本人にとって「水原一平」は既に“過去の人”であり「スポーツ賭博」は“通り過ぎた問題”となった。ところが、肝心のアメリカではそうではない。水原一平など関係なく「スポーツ賭博」 続きを読む
何事も努力をしている者に対しては称えるべきだろう。そうみんな頑張ったのだ。だから穴を開けることが出来た。正確には「穴」というより「トンネル」と言った方が良い。長年の努力が、やっと実 続きを読む
福島の税務署に勤務する20代の財務事務官の男が、育児休業中の期間を利用して自動車62台、携帯電話4台を転売し、2億円の“売り上げ”を上げていたとして公務員法違反で停職となったが即日 続きを読む
オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む
民間団体による調査の結果、全国の約4割に当たる744の自治体が2050年までに消滅する可能性がある、ということを伝え驚きを集めている。この調査では20歳から39歳までの若年女性人口 続きを読む
昔からアーティストやアスリートの中には“わがままな奴”というのが居る。特に世界的な人気を誇るアーティストには通常だったら許されないようなことを平気でする“厄介な奴”も少なくない。そ 続きを読む
繁華街において数年前から一気に増えてきているのがホストクラブだ。増えてきたということは、そこに通う女性たちの数も増えてきている証明と言える。そして、そのことが二つの状況を生み出して 続きを読む