またしても…というのが、多くの人たちが抱く共通の実感だろう。埼玉の「河川敷16歳遺体事件」だ。全裸で半身以上が埋まった状態で16歳の少年は発見された。その後すぐ、犯人は“割り出された”が、一番の決め手となったのは仲間から「人を殺してしまった」との通信を受け取った中・高生2人が、警察にそれを届け出たことによる。またしても「LINE」が“犯罪”と結びついていた。殺した理由も「電話やメールを無視された」ことが一番だったらしい。短絡的な犯行と言ってしまえばそれまでだが、今回も4人以上の仲間が“犯行の一部”に加担し、或いは“その場で傍観”していた。同じような犯罪が1年前にあったばかりだ。近年、日本では“通信アプリ・LINE”が急速に普及し、仲間同士、友達同士での連絡や会話に使われるケースが多くなった。残念ながら、それに応じて“未成年の少年・少女の犯罪”が後になって、ラインによって“記録・証拠品”としてあぶりだされるケースも増えてきた。言ってみれば、犯行にも加担し、捜査にも加担しているのが“未成年犯罪の「LINE」”と言えるだろう。動画撮影もできる現在のスマホは“犯行の一部始終”を記録してある場合も多い。現代の少年たちの多くは、1対1での“決闘”をしない。ほとんどが複数(3~5)の仲間と1人の相手だ。これでは勝負になるはずがない。そして多くの場合、加害者側の暴行はエスカレートしがちである。「LINE」は“仲間を増やす”ことに対して有効なのだが、同時に“仲間はずれ”になっていく可能性を助長しやすい道具でもある。ここにラインの危険性がある。つまり、偶然に“同じような犯罪”が繰り返されているのではなく、必然として“仲間・友達”の無意識の基準を「LINE」が与えていることに気付くべきである。ラインによる“仲間”は、“仲間”でなくなった時、“多くの敵”を持つことになるのだ。
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