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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


作家達ならオリジナル脚本で挑むべき文士劇‼


東京の紀伊国屋ホールという大舞台で、日本文芸家協会創立100周年を記念した「文士劇・風と共に去りぬ」が5月23日24日に上演された…という記事が出ていた。「文士劇」という但し書きがある通り、作家、脚本家、文芸評論家などによる舞台演劇で、大昔はTV中継などもされて注目されたものだが、本そのものが売れなくなって、いつの間にかなくなっていたものを“復活させた形”だ。昭和の全盛期には、三島由紀夫とか石原慎太郎とか有吉佐和子とか野坂昭如とか井上ひさしとか……そうそうたるメンバーが出演していたことでも注目を浴びた。今回の場合には、林真理子氏や綿矢りさ氏などが出演らしいが、出演者たちに昔ほどのインパクトはない。演目も「風と共に去りぬ」の日本風というか、正直、やや中途半端な印象を受ける。こういうものは、やるなら本格的に“二刀流の意気込み”で行うか、それとも完全に“おふざけ全開”でコミックショー的に演じるか、どちらかでないと観る者たちを陶酔させるのは難しい。なにしろ全席指定・8000円もの料金の舞台なのだ。…と書いて来て、わたしは自分が大昔、まだ20代半ばだった頃の舞台を想い出す。その当時、わたしは何故か自己主張全開の頃で、いろいろなことに興味を持っていた。もちろん、占いも行ってはいたのだが、それこそ趣味で小説も書き、演劇も行っていた。さらにはボランティア的なグループにも加わって忙しかった。特に演劇は、以前に経験のある女性と2人で主宰し、ゼロから始めたのだが、途中ですったもんだがあって空中分解の危機を迎えた。なにしろ、わたしは“ハチャメチャな舞台劇”を望んでいたのだが、経験者の女性は“本格的な素人劇”を望んでいて、なかなか嚙み合わなかった。結局、わたしの方が妥協し、古典的な演目を主役で演ずることになった。早稲田の演劇科を出ている人が監督となり、文化センターという晴れ舞台で、一応、主役で出たのだが、出る前から、今回一回だけ…と決めていた。わたしが思い描いていた舞台とは違うからだった。それでも、わたしは、わざと本番でアドリブで茶化して客席は大いに沸いたのだが、後から監督から大目玉を食らった。もちろん、そんなことは承知でやっていたので、翌年も強く誘われたが、それっきり舞台に立とうとは思わなかった。いまとなっても、どっちの方が正しかったのかはわからない。
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