「熱愛」という言葉が時々世間をにぎわす。その言葉がピタリとあてはまる人もいれば、首をかしげてしまう人もいる。この人たちの場合はどうなのだろう。もしかすると、本人たちの心さえ微妙に揺れているような…。元東京知事・猪瀬直樹氏と女優・画家の蜷川有紀さんとの“熱愛報道”である。猪瀬氏の方は43年間連れ添った最愛の妻を知事となってすぐ亡くしている。一方、蜷川さんの方も長年連れ添った夫と2年前に離婚したばかりである。つまり、一応二人とも独身だが、過去の相手との決別から間がなく、完全に心の整理が出来ているとは言えない状態にある。そういう中で出逢ったのだが、絵画に造詣の深い猪瀬氏に対して、創作のヒントを得るため知人を介して逢ったのが最初らしい。そこで猪瀬氏は蜷川さんの持っている絵画の才能にほれ込む。同時に数少ない“本当の理解者”となったのかもしれない。というのは、彼女の絵は抽象画的な要素を持ち、誰にでも共感できたり、理解できたりする作品群ではない。或る程度、芸術の素養がないと、本当に理解するのは難しい部分もある。但し感覚的に波長が合えば、理屈なしに受け入れられる要素も大きい。基本「薔薇」をモチーフとした作品ばかりだからだ。表現方法は違うが、同じモチーフで背景を埋めていくところはクリムトの絵画に似ている。そういう意味では今後“世界的に名を成していく”可能性もないではない。つまり、そういう意味でも猪瀬氏は美しい「薔薇」と「彼女」の両方にほれ込んだ可能性がある。但し、蜷川さんの方は来年5月に控えた「個展」を成功させたい一心である。そのためのアピールなら「熱愛」でもなんでも、どうぞ好きなことを書いてください、と言わんばかりの受け答えである。少なくとも、二人が「薔薇」に熱を上げていることだけは間違いがない。
北九州市内のマクドナルド店舗内で12月14日、平原政徳容疑者(無職43歳)が無面識の二人の男女中学生を刃物で殺傷した。防犯カメラ映像などの追跡から平早容疑者が浮上し、19日になって 続きを読む
ときどき「良い悪い」とか「正しい正しくない」とか……そういうこととは別の「人間として…」考えてしまうような問題が発生する。多くの人が関心を寄せ、同時に心を曇らせるニュースが入った。 続きを読む
謎の飛行物体が、米ニュージャージー州を飛び交っている。11月中旬以降に頻繁に目撃されるようになった。確かに映像を見てみると、明らかな飛行物体で、その点は間違いがない。問題は“どうい 続きを読む
世界的な自動車メーカー「ホンダ」と「日産」が経営統合のための協議を始めた…との報道が出ている。これに将来的には、日産とかかわりの深い「三菱自動車」が加わって“三社統合”となっていく 続きを読む
人間には大きく分けて“二種類の人間”がいる。自分の“過去に執着するタイプ”と、過去にどんな出来事があっても、それはもう過去のこととして“執着しないタイプ”だ。そうして、どちらかと言 続きを読む
資生堂、コーセー、花王、ポーラ……と言えば、日本を代表する化粧品メーカーだ。これら企業は、中国をはじめとするアジア各国への輸出量が多く、広く“そのブランド名”が知れ渡っている。先進 続きを読む
人はときどき人生の途上で立ち止まる。「この道だけが自分の道なのか」と、立ち止まる。多くの人は、一時的に立ち止まるのだが……そのまま進んでいく。少数の人だけが、立ち止まった後「もう一 続きを読む
誰もが、解かったような解からない雰囲気で、このニュースを伝えている。アメリカ次期大統領のトランプ氏が日本の「安倍昭恵氏」を15日、彼の邸宅である「マール・ア・ラーゴ」の夕食会へと招 続きを読む
日本は“治安の良い国”として世界中から知られている。それは事実だ。けれども、失くした財布が3年後になって戻ったからと言って、すべての人が“心優しい人たち”などと誤解をしてもらっては 続きを読む
人の運命は、わからない。アメリカのデトロイトの養護施設で15歳の時に出産した少女は、やがて、その25年後にアフリカのガーナの都市タマレにおいて、14世紀に建国された「ダグボン王国」 続きを読む