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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


新しい「母になる」形の公表


歌手の浜崎あゆみ氏が自らの公式サイトで“第2子妊娠”を公表した。彼女は既に昨年11月に“第1子”を出産していたことを今年1月になって公表し、世間を驚かせた。そして今年の春には、彼女の自伝的ドラマ「M」も放映された。その中で彼女は、当時のプロデューサーであった松浦勝人氏(現エイベックス会長)と“深い関係”であったことも公表している。そういう中に在って、今回、公式サイトで“第2子の妊娠”を公表したことは深い意味を持つ。つまり、もう「結婚という形はとらない」という無言の宣言。確かに彼女にとって「結婚」は“苦い想い出”しかないはずなのだ。次に、昨年の“第1子”と今年の“第2子”とは、“同様の形”で産むことになる“同じ父親の子”であることを無言のうちに宣言している。そうでなければ、とても妊娠した“初期の段階”から“悦びの公表”は出来ない。さらに、初期の段階から公表したということは、相手の父親が、それを認めているということ、つまり「世間に公表して良い」とOKを出されているということでもある。なぜなら、既に「世間公認の仲」としてドラマ化されているから…ということではないかと思われる。数年前まで、公表はタブーだった。それは松浦氏には「妻」がいたからだが、正式離婚した現在は誰に臆することもない。したがって彼女の言葉には“後ろ暗い部分”がない。これまで、多くの女性達が経験した「未婚の母」「入籍なき妊娠」の“後ろ暗さ”がない。むしろ平成の時代を“寵児”として駆け抜けた女性が、今度は「新しい母の形」を示さんとするかのようである。それが日本ですんなりと「受け入れられるかどうか」は微妙だが、とりあえず“先駆者たらん”とする意識だけは十分に窺われる。考えてみれば、“結婚以外の妊娠や出産”が祝福されない方がおかしいのだ。近年、日本でも高収入の女性はたくさん出てきた。そういう女性達が、自らの“選択肢”として「結婚なしの母親」を望むことは少しも不自然ではない。そういう意味では、今後増えてくる可能性を予感させる「新しい母」の形なのだ。
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