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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


預金1000万が「宝の持ち腐れ」になる⁉


世の中に「心配性」の人は多い。心配性の人は、どんなに周りが「大丈夫」といったところで訊く耳を持たない。大体が“長期的未来”を考えすぎる。「未来」とか「将来」について考えることは悪いことではないが、せいぜい十年先ぐらいまでで、それより先をあまり深刻に考えすぎるのは止めた方が良い。誰だって“先のこと”など本当には解からないのだ。占い師の私だって20年先の自分がどうなっているかはわからない。多分、死んでいるか、死の一歩手前辺りに居るか、まあ、そんなところだろう。私は眉の毛が長く、これは本来は“長寿の相”なのだが、いつ、どうなるかなど解からない。私の父親も極端に3~4本眉の毛が長かった(なんと10㎝以上もあった)が、床屋さんが気を利かして、それを切ってしまった。そのせいかどうか、急に健康を損ねて旅立ってしまった。だから、人生というのは解からないのだ。数年前から、世間では「老後資金」という言葉が流行り出した。誰がどうやって計算したのか知らないが、老後資金として「2000万円は必要」だというのだ。この“ばかばかしい仮説”を本気になって信じ込んでいる人が世間には多い。おそらく“平均寿命”等で計算しているのだろうが、そんなのはあくまで平均でしかない。大体「宝くじ」で何億円が転がり込んでも“自己破産”してしまうような人が何人もいる。もし、日本がインフレに傾いたら、2000万などあっという間に“200万の価値”に変わる。そういう社会情勢というか、世の中の変化というものを加味しない(できない)計算など意味がないのだ。さて、最近出た雑誌上で“老後資金”の心配をしている方の相談内容と、それに応える家計コンサルタント氏の回答が掲載されていた。相談者はパート主婦43歳で、公務員47歳の夫を持ち、14歳と11歳の娘さんを持っている。彼女いわく既に預金1000万円を超えているが、2000万円には程遠いので「不安で仕方がない」らしい。収入は月475000円というから、なかなかのものである。しかも戸建ての持ち家で、特別、大きく毎月かかるお金というのはないらしい。私には、何がそんなに「不安」なのか、まったくわからない。40代夫婦で持ち家で預金1000万で月収50万に近い家庭などと言うのは、現代では「理想の家庭」ではないだろうか。それなのに不安がって「もっと貯蓄に励まなければ…」などと言っていたら、人生を愉しめない。つまり、一生、不安を抱えながら生活していかなければならない。もっと、大らかに暮らさなければ“幸福な日々”にならない。心配事は、それが起きてから心配すれば良いのだ。
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