世の中には“ウソのような本当の話”というものがある。日本では“語呂合わせ”から11月22日が「いい夫婦の日」と定められている。ちなみに最近かと思ったら1998年から施行されているそうだ。さて、都内に高齢でも“ご夫婦とも元気”で介護サービスを受けていない仲の良いカップルがいた。お子さんはなく、お二人とも97歳&93歳と高齢なので民生委員の方は心配されていたが、奥様の方は元々“水泳の先生”だったらしく健康で、旦那様の方も“銭湯の大浴場に入るのが楽しみ”という健康体で干渉できなかった。ところが、ここ3~4日、室内の電気が点けっぱなしになっているということで、民生委員から警察の方へ連絡が入った。こうして21日に室内を調べたところ既に亡くなっていて、死体解剖の結果、二人とも同日に“病死した”らしいことが判明した。はからずも「いい夫婦」の前日に、奇跡のような形で“一緒に旅立った”のだ。お二人の“死因”については公表されていないが、お二人の年齢から推測すると“老死”である可能性が強い。“老死”というのは、人間の死の中で“もっとも穏やかな死”であるといわれる。痛みや苦しみがなく、天国へと旅立てるのだ。通常は“死の数日前”から、その予兆が訪れて食欲が乏しくなるらしい。ただ二人の食卓には“梅干し”が用意されていたというので、案外、予兆はなかったのかもしれない。こういう“奇跡”を耳にすると、神様も“粋な計らい”をするな…と感心する。普段、まどろっこしい行いばかりで毒づきたくなる神様だが、たまにはこういう“奇跡”も起こして、その“いたずらっぽい部分”をアピールしてくる。本当に“憎めない神様”なんだから…とでも言ってほしいのだろうか。
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