高松市に住む22歳の女性が福岡市に住む12歳の男子に対し、自宅内で性的行為を強要したということで「強制性交の疑い」により逮捕された。容疑者の女性22歳は、その容疑事実を認めている。二人はスマホのオンラインゲームで知り合い、1月21日の夜11時頃に容疑者宅内でその行為に及んだらしい。この報道で私がもっとも注目したのは、この事件が翌日「匿名の通報者」により発覚している点である。一体、誰が通報したのだろう。警察が「匿名の通報者」という表現を使っているのは、本人や身内関係者ではない可能性を示唆する。そうなると「いったい誰が…」ということになる。通常、12歳の少年に対して、22歳の女性は“性的欲求”を抱かない。仮に同じような趣味・嗜好でそれなりの親近感を抱いたとしても、明らかに“大人”と“子供”の“仲間感覚”で留まっているのが普通であろう。そうではなかったということは、もしかすると女性の方に、最初から「少年」を求める性的趣向が存在していたのかもしれない。少年が女性宅を訪ねている点を考えると、おそらく女性側が誘い、少年がそれに応じる形で福岡から高松までやって来た。初めての訪問だとすれば、どこかで落ち合って女性側が連れてきた可能性が強い。女性の方には、最初から“密かな性的願望”があり、少年の側には“ゲームに関連する魅力的な何か”が存在していて誘いに乗った可能性が強い。そうでなければ“女性の自宅”がそのまま犯行現場とはならない。こういう年齢差の場合、男女の年齢が“逆”であれば、マスコミは「ロリコン男性が少女を毒牙に掛けた」として袋叩きにするが、逆の場合には沈黙しがちである。この事件では、成人女性と少年との「強制性交の疑い」という罪名に対して、容疑者は素直に容疑事実を認めて逮捕されている。もし、被害者やその身内ではない人物が「匿名の通報者」だとしたなら、その人はどうやって真実を知り、どう思って警察に通報したのか。もしかすると、以前から容疑者は“そういう趣味のあること”を通報者に告げていて、今回、それを行った後、その人にメールとか画像とか何かを送信したのではないだろうか。匿名の通報者は、彼女の行った行為が“空想だけなら許される”ものとして聞き流してきたが、今回のは「見過ごせない部分」があったから通報したのではないだろうか。
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