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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


消えたのは「愛⁉」だけ「事実婚」を解消の謎


元F1レーサーであったジャン・アレジ氏と30年間続いた「事実婚」を解消したことを、女優の後藤久美子氏が公表した。既に成人している娘さんや息子さんもいるので、後々のためには「公表しておいた方が良い」との判断からだろう。どうして解消したのかは知らないが、フランスにおいては珍しいことでもなく、基本的には“そういう形”で出逢いと別れを繰り返すのが“フランス式”なのだと誰かが言っていた。フランスは入籍率が低い。つまり“正式な結婚”にはいろいろと“煩わしい手続き”を経なければならず、日本式の“入籍すれば成立”という単純なものではないらしい。いかにもフランスらしい“格式張った結婚観”が未だに継続されている。そういえば韓国でも中国でも、未だに結婚と言えば“家族間での結びつき”“親の許しを得る”という風習・伝統が根強く継続されている。日本の場合、幸いなことにというべきか、戦後になって以降は、そういった“悪しき風習”は急速に失われていった。同じ日本でも、昭和の三十年代くらいまでは、結婚に関する“昔からの風習”を継続し続ける地域もあったが、TVの普及が“地域格差”を無くし、いまやどこへ行っても“悪しき風習”を継続しているような地域はない。その結果、今度は“生涯独身率”が急速に増え、少子化に拍車が掛かってはいる。結局、何が善いことなのか、悪いことなのか、一概には言えないということかもしれない。ただフランスのように“証明書”を得る形の事実婚であれば良いが、そうではない事実婚は何かと後になって問題が生じることが多い。例えば配偶者が病気になって入院しても、日本の場合、証明書のない事実婚だと個室に入ることも出来ない。家族だと言っても“規則”的に入れることを禁じられている場合が多い。遺産相続などもっと面倒で、裁判でも起こすとか、遺言書があれば別だが、通常は“未入籍”の場合には受け取ることが難しい。親子関係でもそうで、子供がいても“自分の児”として認められるのが難しい場合もある。とにかく融通性の乏しい「日本」では少なくとも今のところは“入籍”という事実が、後々さまざまな場面で有利に働くケースが多い。もっとも「愛」を重視した場合、はたして入籍し続けていることが正しいのか、疑問の場合も多いわけで、どういう法律や制度であろうと、実質的に本人が“幸せを掴むことの出来る形”が、いちばん大切なことのような気がするのだが……。
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