最近のニュースには「正義」というものに固執し過ぎているものが多い。特に「絶対正義」だ。その時、正義でも時代が変わることで、正義でなくなってしまうことは少なくない。例えば太平洋戦争の時代、お国のために“命を落とすこと”は「正義」だった。本当に「正義」だったのだ。それに「異」を唱える者は「非国民」と呼ばれた。そういう時代が我が日本にもあったのだ。だから、あまり「絶対正義」を振りかざすような人は信用できない。ということで、2月2日からフジテレビ系で「絶対正義」というドラマがスタートするらしい。そして、そのドラマにフリーアナウンサーの田中みな実氏が女優デビューするという。役柄は“不倫中の独身女優”らしい。演技力がどうなのかはわからないが、女優としてのスタートが“キャスター役”ではなく“女優役”であるところに、本気度が窺われる。実は田中みな実氏の父親は銀行の“お偉いさん”だった。そして昨年、経済産業省肝いりの「民間ファンド産業革新投資機構」なる組織の社長となった人物である。ところが役所との間で“投資手法”を巡り対立し、すぐに辞任してしまった。或る意味で“正義感”の強い人物のようである。そういう父親から、“不倫の独身女優”を演じる娘が生まれたことは素晴らしい。世の中「正義」を振りかざす人ばかりではつまらない。昨日、愛知県で暴力団の組員がその素性を偽り、郵便局で「ゆうパック」集配のアルバイトを行い、それを自ら告白し4日目に辞めた人物が、それでも賃金7850円が支払われていたとして、法律的には変換しなければならないらしい。きっと、真面目に働いていたに違いないのに…。それにしても、暴力団員が郵便局でアルバイトって、なんか哀しい。せめてIT社長の用心棒とか、危険な発破作業のアルバイトとか、そういうものにしてほしい。何が正しいのか、何が間違っているのか「それでも地球はまわっている」と叫びながら、火あぶりにされた人物もいた。
今日から「紀州のドンファン」と呼ばれた野﨑幸助氏(享年77)の“覚せい剤中毒死事件”で逮捕された須藤早貴の裁判が始まる。2021年4月に逮捕されてから3年以上経過して、やっと開始さ 続きを読む
石川・丹羽・舟橋……と書いて、それを「石川達三・丹羽文雄・舟橋聖一」と当てられる人が居るなら、相当な文学通に違いない。いずれも昭和初期から中期にかけて活躍した作家たちだからだ。しか 続きを読む
ときどき「時代と運命」というものを考える。昔だったら“恥ずかしいこと”とか“イジメられそうなこと”とかが、いまや“個性”として受け入れてくれる多くの人たちがいる。時としては、それが 続きを読む
2024年上半期の「バー、キャバレー、ナイトクラブ」の倒産が、過去10年で最多の件数になっているという。「夜の街」が衰退し始めている…というのだ。実質的には“コロナ禍”の時からの現 続きを読む
わたしは子供の頃から「お化け」的なものが苦手だった。20代から30代にかけては、不思議と“そういうもの”に対してミステリーの一部として探求心が強まり、嫌ではなくなったが、どういうも 続きを読む
近年の中国における若い起業家や芸能人などを観ていて「欧米的になったな」と感じることが多い。中国でも韓国でも、ドラマなどでは“富裕層”を題材にしたものが多いが、そこに登場する近年の“ 続きを読む
奈良県の国道沿いにある「コメダ珈琲店」で5日の白昼に殺人事件が起きた。上空からの映像を見ても、店の敷地面積は広く、かなりの大型店である。最初は中年女性が首を刺されて救急搬送された… 続きを読む
近年、驚くほど多くの日本人サッカー選手が海外で活躍している。男女とも、そういう時代になった。ドイツの2部リーグで活躍していたMF田中碧氏が英国の2部リーグであるリーズからオファを受 続きを読む
世の中にはさまざまなことを“自称する人”が居る。自称しても、それが特別世の中に“危害をもたらす”ことでない限りは、なんとなく傍観されるか、無視されるだけで済む。ただ、その自称する人 続きを読む
どうもスッキリとしない「疑惑潔白会見」だ。総合格闘家の平本蓮氏が弁護士二人を同席して“薬物疑惑”を真っ向から否定した。そもそもの告発者が、身内側ともいうべき格闘家の赤沢幸典氏から出 続きを読む