2月9日の朝、富山県の県立高校で校長が全校集会において、“服装指導”の一環として生徒44名の髪を教師6名が切っていたことについて謝罪するという“珍事”が起こった。解からないことだらけのニュースである。まず、これは一人の教師が行ったことではなく、6名もの教師が行ったことのようである。しかも、3~4名の生徒ではなく44名という数の生徒たちである。まったくもって奇妙としか言いようがない。しかも再三注意をして、それに従わなかったので、“眉に掛かる部分”や“耳に掛かる部分”などを切り揃えたということらしい。バリカンで丸刈りにしたわけではない。多分、教師たちの間での“共通認識”があったからこそ、6人の教師たちが44人の生徒たちの髪を切ったのだろう。当然、校長は事前にそれを聴いているか、少なくとも把握していたはずである。そうでなければ、単独でなく、6人もの教師たちが勝手に髪を切るはずがない。しかも、一応、生徒にもそれを事前申告したうえでの行為のようである。“服装指導”が揉めるのは大昔からのことで、今に始まったことではない。私は、個人的には“自由で良い”と思っているが、まあ、学校側が“規制しようとする”のも解からないではない。とにかく、学校内で教師たちが議論を尽くしたうえで、改善される気配がないということで、実施した“髪切り”のように思われる。そうでなければ、6人もの教師が44人もの生徒の髪を切ったりしない。それなのに、校長は全校集会において「あってはならない指導だった」と謝罪している。私が問題にしたいのは、その部分だ。なぜ、謝罪したのか。教師たちに「罪」を負わせたのか。自分は「知らなかった」と言いたいのか。誰か有力者から、詰め寄られたのか。マスコミに叩かれそうなので先手を打ったのか。いずれにしても、校長としての責務を任ずるに相応しくない。もし、自分が事前に知っていたのなら、何故、止めなかったのか。事前に知らなかったのなら、それだけで校長失格であろう。つまり、どっちにしろ、校長としての責任の取り方ではない。もし、正しいと思ってGOサインを出したのなら、それを貫けばよい。教師たちを“悪者”にするなどとんでもない。教師たちは困った挙句に決行したのだ。また、教師たちの中に「髪を切るなら、理髪師の方を呼んだ方が良いと思う」と、どうして誰も言えなかったのだろう。せめて、形良く切ってあげるくらいの配慮はしてやるのが“センスある教師”というものである。美容学校ではなく、県立高校なのだ。
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