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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「ふたつの子宮&一つの腎臓」で女児を出産


神様だって時々は間違える。そんな風に思わせる“先天性の疾患”がある。重複子宮症……つまり二つの子宮や膣を持つ女性が存在することだ。おまけにアデル・ヴァルガ氏(29歳)の場合、本来二つあるべき腎臓は一つしかなかった。一つの方の子宮が閉鎖していたため、そこに経血が溜まり生理が来るたび激しい痛みが生じる。なかなか原因が掴めなかったが、さまざまな検査によって生まれつき“ふたつの子宮や膣”を持っていることが判明した。さらに妊娠した後になって分かったのは通常二つあるべき腎臓が一つしかなかったことだ。つまり、神様は一つの腎臓の代わりに二つの子宮を与えてしまったのだ。実は“二つの子宮”の人はアメリカにもいる。こちらの方は既に妊娠も出産も経験していた。それも、二つの子宮の二つともで妊娠して極端な早産により出産していた。片方は12日後に生まれたのだが、その後の児の方が無事に子供として成長している。もう一人は亡くなってしまった。さてハンガリーのアデル氏の場合、二つの子宮により妊娠・出産が難しいと知って最初の恋人とは破局してしまった。ところがすぐに別な男性が現れ、正直に話した後でも愛は変わらず、その彼と結婚をした。そうして、結婚をしてみると、ふたりとも妙に子供が欲しくなった。そこで彼とは話し合いの結果、極めて難しいと言われた“体外受精”にチャレンジしてみることにした。そうして、ふつうの女性でも簡単ではない最初の移植で見事に妊娠して今年7月に早産で帝王切開の形になったが、無事出産に成功した。神様は間違えて子宮を一つ多くし、腎臓を一つ少なくして誕生させた女性に、その失敗を取り戻すかのように、帝王切開による女児は無事に誕生させたのだ。片側のお腹だけが大きく膨らんでいく妊娠は奇妙で不安だったに違いない。神様というのは、ときどき間違いを犯す。そう神様だからって完全ではないのだ。けれども、その失敗を取り戻すかのように、幸運を告げてくれることもある。完全無欠ではないことが、神様の魅力の一つなのだ。
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