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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「もの言わぬ神」は「不可思議現象」で語る⁉


世の中の“自然現象”には、それなりの理由がある。例えば一週間ほど前から、南米のチリ北部コピアポには突如、地上に“丸い穴”が出現した。そして、この丸い穴は見る見るうちに大きくなり、現在の直径は50メートル以上、その深さは200メートルを超える。一週間ほどで“巨大な穴”と化したのだ。原因は不明だが、その近くには銅山があり、そこでの掘削作業が関係しているとの見方が有力だ。その銅山では万一のことも考え、現在はすべての作業をストップしている。一方、日本では北海道の長万部町を知っているだろうか。おそらく知らない人が多いだろう。函館と札幌の中間付近に存在する“小さな街”だ。その街外れにあるのが飯生神社(いいなり神社)だ。この神社の敷地内から、突如、温泉水が吹き上げ始めた。地上20~30メートルほどの高さに連続して垂直に吹き上げ続けている。奇しくも、この神社は今日から「祭り」が始まる。その開始を告げるかのような温泉水の吹上現象だ。実は、この地域にはもともと温泉が存在したのか「長万部温泉入り口」というバス停もある。ただ今のところ温泉にしては温度が低く、神社の敷地内ということもあって、だれも手出しが出来ない。この辺りは、元々「温泉が出るはずだ」という推測があって、60年ほど前に掘削作業が行われていた。ところが「やっぱり出そうもない」ということで中止のままとなっていた。したがって、遅すぎるかもしれないが、神様はその人達の夢を叶えてあげたという話だ。この地域は位置的に登別温泉や支笏湖温泉にも近く、そういう意味では温泉が噴き出したからと言って、驚くようなことでもない。「神のみぞ知る」自然界のさまざまな現象による“お言葉”は、ここでは“温泉の噴き出し”が「神社祭り」の前日に起こったことで祝福を得たとみるべきかもしれない。もっとも、こういった“神の言葉”は大衆にはスムーズに伝わりにくい。どう捉えて、どう活用するのかは、地元民に任せられている。使い方しだいでは“地域の宣伝や活性化”として大いに期待できる。文字通り、宝を掘り当てるような“温泉掘削”や“鉱石の発掘”だが、何らかの現象を見せることで「もの言わぬ神」は、何かを伝えようとしているのだ。
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