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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「チャレンジング⁉」海外旅行者向けの発言⁉


どうも、植田日銀総裁の発言の趣旨が解からない。彼が日銀総裁となって、もっとも海外メディアに注目を浴びたのは「この年末から来年にかけての円相場はチャレンジングな状態になる」と発言したときだ。この発言は記者からの質問に答える形で行ったものだが「…年末から……」という表現が含まれていたことから、海外メディアは「日銀が年内に何らかの手を得って来るのではないか⁉」という読みをし、それに基づいて欧米の経済紙などで大きな報道となった。実際、彼の発言に応ずるように“ドル円相場”は大きく動いた。再び1ドル=150円を窺う方向へと向かっていたのに、一気に“円高方向”へと逆戻りし始め、あっという間に141円付近まで急騰した。だが、その後の上田氏の発言は妙に口籠り始めて、何故、そういう発言をしたのかは不明のままである。その結果、再び1ドル=140円台半ばまで戻ったのだが、実際に年末が近づくと、もしかしたら何かが起こるのか……という空気が流れたのか、再び円高方向に向かって年末に140円を付けるように変わった。だが、やはりというべきか日銀は何もしなかったし、何も起こらなかった。その結果、徐々に再びドル円は“円安方向”へと向かい始めて、現在は1ドル=143円台となっている。わたしは当初から思っていたのだが、わざわざ「年末から……」という言い方をしたのは、彼が年末年始には日本からの海外旅行者が増えることを意識し、少し“口先介入”をしておけば、少なくとも年末には「円高方向に向かうだろう」という“読み”があっての発言ではなかったのか。そうでも捉えないと、わざわざ「年末から……」などというはずがないのだ。なぜなら日銀が今すぐ動けないことは、だれよりも彼自身が良く知っている。それなのに「年末からチャレンジング…」などといえるはずがないのだ。彼は海外メディアが、そんなに大きく報道するとは思わず、或る種の“願い”も込めて「……そうなれば、日本人の海外旅行者にとっては多少“円高の恩恵”が受けられるのでは……」という風な意味で“言ってみた”というのが本音ではないだろうか。慎重な彼が“口を滑らせた”とはとても思えない。彼の思惑が見事に嵌まって“ドル円相場”は一時的に円高方向へと動き、そして年初が来て、再び“円安方向”へと動き出していくなら「みんなが好い具合に勘違いしてくれた」と、密かにほくそ笑むのかもしれない。
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