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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「小さな望み」を叶えてあげれば……殺傷せず⁉


多くの人たちにとって「えっ、そんなことで⁉」と思うようなことでも、本人にとっては“生きるか、死ぬか”のような出来事と言うのはある。ただ多くの人は一応、そういう時でも我慢というものを知っている。だが、ときどき“我慢できない人”というのが居る。そういうときに、事件というのは起こるのだ。2月25日の早朝、札幌市北区のコンビニで事件は起こった。宮西浩隆容疑者(43歳)がコンビニ店員たちを次々に刃物で襲ったのだ。その結果、40代の男性店員一人が死亡し、60代の男性店員と、58歳の女性店員の二人が、大怪我を負った。容疑者は刃物を3本持って、そのコンビニを襲撃している。ただ計画的な犯行かと言えば、そうとも言えず“衝動的な犯行”というのが本当のところだっただろう。それなりの理由はあった。そのコンビニで物を購入したのだが、その時、直前まで女性店員が対応していたのに、彼が品物を出そうとすると、声掛けがあってレジ対応が、別な男性店員に変わったのだ。要するに、それだけだった。だが、それだけのことなのだが、宮西容疑者には許せなかった。なぜなら、彼はこれまで何度も“そういうかたち”で、レジを女性から男性に入れ替わる対応を受けていたからだ。「なぜ、自分の時だけ、レジが入れ替わるんだ」それは、もしかすると単なる偶然が何度か続いただけであったのかもしれない。コンビニのような忙しい店では、いちいち客によってレジ対応を変えるほど暇ではない。ただ、宮西容疑者にはそういうふうには感じられなかった。その日、彼は深夜の長距離バスで函館から札幌へと戻ったのだが、その函館のコンビニでも同じような対応をされていた。女性店員から、やさしい対応を受けることが、彼の“小さな望み”だった。40代半ばで無職である彼には、ふだん女性と接する機会がなかった。唯一コンビニでのレジ対応だけが、女性と接するチャンスなのだ。別に、だからと言って、その女性と親しくなろうとなどしていない。ただ笑顔で「ありがとうございます」と言ってもらえると幸せな気分になれる。そういう“ささやかな望み”を打ち砕かれたことが悔しかったのだ。彼はいったん、そのまま自宅に戻った。そうして刃物を三本用意して、そのコンビニに向かった。もし、もっと自宅に近いコンビニに立ち寄っていれば、そっちの方で事件が起こった可能性もある。身勝手すぎる犯行だが“小さな望み”が叶えられていたら、彼の人生も、殺傷された人たちの人生も、違ったものになったに違いない。
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