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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「強制送還」&「不法労働」どちらも厳しい


新宿区にあるインドネシア大使館で「強制送還」の手続きを終えた20代のインドネシア人がマイクロバスに乗る直前に逃亡を図った。「強制送還」と言っても特別に悪い事をしたわけではなく「不法滞在」によって収容され、大使館で本国に帰るための手続きを終えた直後、係官などの制止を振り切って、街中へと逃走したらしい。おそらく「日本で働きたい」という気持ちの強い人物かと思われるが、事実上、なんの“保障”も“証明”も得られない状態で、日本国内で働くのは極めて難しい。身分や仕事のハッキリしていない外国人を、日本人は総じて好まない。したがって日本人が彼を救ってくれる可能性は極めて乏しい。そこで彼が頼るのは、同じインドネシア人で日本在住の人物かと思われる。もし、そういうあてがないなら、黙って強制送還されてしまった方が好い。犯罪者予備軍になってしまう可能性が強いからだ。いまの日本は“身元のハッキリとしない外国人”に対してあまり寛容ではない。だから、仮に本人が「働きたい」と言っても雇ってくれない可能性が強いのだ。外国人を多数すでに雇っている企業ほど“手続きを踏まない人物”を雇い入れることはしない。但し、誰か親戚や仲間など日本在住の外国人で知り合いなどいれば、その限りではない。あと日本で生き延びていくには「日本語を話せること」が絶対条件となる。片言であっても、一応“日本語”になっていれば、同情するような日本人が出てくるかもしれない。一昔前までなら、日本と東南アジア各国とは経済的な開きがかなりあって、その結果、日本における収入は本国で働くよりもはるかに優れていた。けれども、いまの日本はそうではない。東南アジア諸国の経済力が身について来たことで、日本における賃金は“円安”という問題も加わって“低下している”ような印象を与える。したがって収入面だけで「日本」での労働を希望する人物は少ないのだ。今回の場合、逃走した地域が新宿で比較的飲食店など“隠れ家的な店”も多いことから、もし、2~3日中に発見されなければ潜伏に成功する可能性も強い。ただし、その場合“過酷な労働”が待っているとか、“闇のビジネス”に加担させられるとか、いずれにしても前途は厳しい。むしろ早期に発見された方が、彼の“長い人生”を考えたなら幸福かもしれないのだ。
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