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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「断ると並ぶ」という“変な心理”が解からない


台湾のメディアで日本のラーメン店の中に「18歳未満の入店お断り」を打ち出している店があり、それを多くのネット民が支持している、と報道されたらしい。つい最近、台湾人の日本旅行者が「ラーメン店に子供が入店できなかった」としてSNS投稿して注目されていた。結局、連れていた子供を残し、大人たちだけでラーメンを食べたらしい。同じ店ではないのだが、最近は“この種の店”が増えてきたことで注意を促したいのかもしれない。子供の入店を禁止する店側によると、順番待ちをするとき、子供一人だけ並ばせ、あとの家族や仲間が入店できる時間になっていっせいに入って来る……というケースが多くなっての措置であるらしい。解ったような解からない理由だが、店側は「客を択ぶ権利がある」と主張している。とても同じ日本の店とは思えないような対応であるが、ラーメン店だけでなく、最近は“この種の店”が多くなった。このようなことをするのであれば、最初から“会員制”にするとか“予約制”にするとかすれば良い。どのような職種でも、ほんとうの高級店というのは“そういうカタチ”にして客が“不快さ”を感じないような営業の仕方をしている。ただ「ラーメン店」がいつの間に“高級店”になったのか知らないが、近年はSNSの普及がかえって“面倒な事態”を引き起こしているケースも多い。SNSがもたらす“人気”には多分に“仕掛け”的なものが多くなっている。本当に美味しいから載せるというより、宣伝してあげることで優遇されるなど特典を得られるとか、自分自身のフォロアーを獲得できるとか、たくさんの仲間的な共鳴者を得られるとか、インフルエンサー的な気分になれるとか、何かしらの意図をもって掲載している場合も多い。現代はあらゆる分野が“ネット民を無視して成り立たない”ような時代になりつつある。そうして「客を断る」ことが“客を呼び込む”手法の一つとして、信頼度を高める手法の一つとして、ますます“並ばせる効果”を生みだしたりもする。「断るような店だったら並びたい」という“訳の分からない心理”が働くのか。とにかく何時間も待って並んで食べれば、なんだって美味しく感じられる……などと言ったら、袋叩きに遭いそうな……。
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