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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「日本円」&「原油先物」が同様に狙われる⁉


ここに来て異様な事態が世界の金融市場で秘かに始まっている。もちろん、それは過去にもあったし、今後もあるのだが、今回がちょっと違っているのは「日本円」と「原油先物」とが、同じような感覚で“扱われ”始めているという事実だ。世界の金融市場は、毎日、刻々と変化していく。特に、ここに三日は、その変化が激しい。その全体的な変化に眼を奪われ“奇妙な事実”が見逃されがちとなる。なにを言いたいのかというと世界の金融市場で「日本円」と「原油先物」とが、あきらかに“投資マネーの主役”になりつつあるということだ。つい最近まで主役だった「暗号資産(仮想通貨)」は急落し、本物の投機家たちは“既に手を引いた”ことが読み取れる。そして、その次に彼らが狙い始めたのが「原油先物」と「日本円」なのだ。誤解のないように言っておくと、原油先物などは昔からずっと“投機の対象”である。日本円だって“FX”が異様に注目を集めた時代、一時的ではあるが“投機の主役”であった。だから、そういう意味から言えば、今に始まったことではない。けれども、ここに来て、妙に“この二つ”が連動するかのような形で“世界の投機マネー”を呼び込みつつあるよう私には視える。特に「ドル円相場」における日本円は“FX投機家”以外は“投機対象”として注目してこなかった通貨なのだ。それは世界の市場における「日本円」の価値が“大きく変動しにくい”仕組みとなっていたからだ。ところが、ここに来て「日本円」は主役となった。どうして主役となったのかといえば、日銀の政策がアメリカや欧州とは“正反対の立場”を変えていないからだ。アメリカや欧州がインフレ抑制のため“利上げ”に動き出したのに対して、日本だけが同調していない。それは日本社会の経済状況から言って致し方がない。つまり、間違っていると私は思わないが、そんなことにはお構いなく“世界の投機家たち”は「ドル円相場」で“マネーゲーム”を始めているのだ。そうすると、どうなるか、今後は日々「ドル円相場」が大きく動く。つまり「円高」に動いたり「円安」に動いたりする。それも、通常の通貨とは違い、大きく動く。異様なほど大きく動くのが特徴となる。通常、ドル円相場では毎日、ちょっとだけ上下するのが普通なのだ。ところが、それだと“投機マネー”を動かす人達にとっては“うまみ”が乏しい。そこで、毎日激しい“売り買い”を行うようになる。その結果、一日のうちで“1円以上上下する”のが当たり前のように変わっていく。もし、そうなったら、間違いなく“投機マネー”が増えてきていると思った方が良い。こうして日本円は奇妙な形で世界から注目され、まるで原油先物と同じような激しい上下を繰り返しながら、最終的には「大きく円安方向」へと動いていくだろう。
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