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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「父」や「母」を名乗る占い師の怪しい霊視⁉


まともな占い師からすると、この手の占い師にロクな人物はいない。自称「○○の父」とか「○○の母」とかを名乗って「霊視占い」を行う人物たちである。そういう占い師の一人に「しぶちかの父」を自称した成田文祥(64歳)がいる。2月6日に40代女性にホテルで性的行為を行ったとして逮捕された。「あなたの子宮が黒くなっている」などと言ってホテルに誘い、身体を触っていったらしい。彼は元々「イタコ系占い師」を自称していて、亡くなった人と話す、ペットと話す、という占い(⁉)を主体に活動していたようだ。大体、霊感・霊視系の占い師には“妖しい人物”が少なくない。「ペットと話す」という時点で、もう“一般的な占いではない”と思わなければならないのに、現代のように“ペットを家族の一員”と言い張る人たちが多くなってしまうと、もう家族なのだから「その言いたいことを聴いてあげなければ…」と解ったような解からない考えが大手を振って歩きだす。或る意味では時代が味方している霊媒師(⁉)と言える。厳密に言えば、決して「占い」ではない。彼の場合、渋谷の地下街を拠点としていたので「しぶちかの父」として知られてもいたらしい。いわゆる会社員的な風貌をしていたので、女性たちが警戒心を解いて占ってもらいに来ていたのだろう。そういえば近年、本家の「イタコ」女性たちの活動を聴かない。彼女たちは、まだ「イタコ」としての霊媒師的な活動を行っているのだろうか。或いは高齢の人が多かったようだから、いつの間にか途絶えてしまったのか。本来、恐山のイタコというのはサニワと呼ばれる“通訳者的な存在”の人物と一緒に行動するのが本来の在り方なのだ。というのは、そのサニワの指示によってイタコの身体に霊が憑いて“語り出す”のが本来のイタコ霊言の形だからだ。もちろん、逮捕された「しぶちかの父」はそういう“正当な霊言”の仕方ではない。だいいち、イタコというのは本来は女性に限定されていて主として身体的弱点を持っている女性たちが“その役割”を担っていた。もう、ホンモノはいないのだろうか。
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