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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「男」「夫」「父親」自ら“仮面”剥いだryuhell


マスコミは“世の中”に派手なメイクのryuchell(りゅうちえる)という人物が出て来たとき「平成型の新しい男子」として“異色タレント枠”で彼を迎え入れた。その“相棒”のような存在としてモデルのpeco(ぺこ)も受け入れていった。いつの間にか、この“異色ペア”は子供たちや同世代からの人気を得て、一時的にはバラエティー番組を席巻した。けれども、人気というのは移ろいやすい。“異色”だから受け入れて来たTV業界は、やがてryuchellが“まともな会話や反応”をし始めたことで、徐々に排除するようになる。こうして、ryuchellとpecoとが“結婚した”というニュースも、“出産した”というニュースも、ネット上で流れただけで“世間を騒がす”ニュースではなくなっていた。多くの人々からタレントryuchellはもはや“過去の人”となった。そういう中で8月25日、ryuchellとpecoとは「夫婦関係を解消した」とSNS上で公表した。その理由は判然としていなくて、ryuchellの言葉によれば「ほんとうの自分」と「世間的ryuchell」との間で“溝が大きくなった”からであるとしている。解かり難い表現だ。もっと単純に「男や夫や父親で居られなくなったから」といえば良いのに……。「平成型の新しい男子」は“令和の時代”まで持ち越すことが出来なかったということだろう。一般の人たちにとって、解かり難いのは、この二人が「夫婦関係を解消した」と宣言しながら、これからも一緒に暮らし続けるとか、家族として子供を守っていく、とか言っていることだ。これらの表現は、普通に「男として生きようと思ったのに出来なくなった」と告白していたなら受け入れてもらえるのに、回りくどい表現を用いるからかえって誤解を与える。何のための“離婚なのか、”何のための“同居なのか”ということになる。もう「普通の男」として、或いは「普通の夫」として、生きられないから夫婦関係を解消し、同時に「父親」でもなくなるが、但し「家族であること」は継続したいから、このようなカタチで行く、と公表すれば誰も誤解をしなかったし、その後を応援してくれる人たちも出て来るに違いない。理解されたくて告白したのに、その告白自体が中途半端だったため、かえって「理解しにくい人」になってしまった。
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