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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「金なし男なし定職なし歌だけ」で歌姫誕生


人間“やぶれかぶれ”の心境に達すると、何でも言える。そういう気持ちで挑んだ結果の歌謡コンクールだったが彼女は選考から漏れた。若い人たちに混じっての応募で何とか自分を印象付けたかった。その結果としての「金なし、男なし、定職なし、私にあるのは歌だけです‼」というプライドをかなぐり捨てた自己アピールだった。それなのに、今回も入賞できなかった。もう歌をあきらめようと思ったその時、今の事務所から連絡が入った。こうして、遅咲きの歌謡界の新人・藤井香愛(ふじいかわい)は29歳の2018年7月「東京ルージュ」でデビューした。十代でデビューする歌手が多い歌謡界としては、29歳のデビューはいかにも遅い。歌以外では特別アピールできる部分もない。そのせいなのか、デビューはしたがヒットはしなかった。ところが昨年、故・千家和也氏が遺した詞をもらって吹き込んだ「その気もないくせに」がじわじわと評価を高めて、スポーツ新聞でも大きく取り上げられた。「歌しかない‼」と嘆いていた新人歌手は、いつの間にか「令和の歌謡歌姫」と呼ばれるまでになっている。「藤井香愛」という名前は本名であるらしい。少し硬いが、ポップス系ではないので“地味に活躍し続ける”には好い名前だ。派手な世界であっても、地味な“硬い印象を与える名”を用いると、売れるまでに時間を要する。けれども、いったん、そこそこ売れてしまえば、その後は持続性があるのが特徴だ。ただ画数的には「家庭運の良くない名」となっているので、極力「男なし」の状態を持続した方が良い。こういう名前で恋愛に走るとか、結婚を求めるとかすると、急に仕事運が不調になったりするものだ。だから、念願の歌手になり「令和の歌姫」とさえ呼ばれるようになりつつあるのだから、しばらくは自分の“歌声だけ抱いて”生きていくのが良い。そうすれば必ず徐々に大成していく。その顔貌も明らかに眼尻の方が上がっていて「負けず嫌いの努力家」であることを表している。眉は一直線の「一の字眉」で、こういう人は対人・社交面に“苦手さ”を感じている場合が多いので、多くの演歌歌手たちのように、接客の部分で人気を集めるのではなく、あくまでも歌唱そのもので人気を出していこうとする方が良い。人間の「運」というのは“器用だから良い”というものでもない。「これしかできない」「これしかない」という人の方が、迷いがなく、よそ見することもなく、迷うこともなく、ひたすら“自分の天職”にしがみつく。そうして、いつの間にか“寄り道”をしていた人たちを追い抜いていくのだ。
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