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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「韓流映像の流布」を異様に警戒する北朝鮮⁉


世界が“ウクライナ侵攻”に関心を寄せている間、世界各地でもう一つの“火だね”となりかねない地域が着々と準備を進めている。その“火だね”の一つが南北朝鮮の国境付近だ。北朝鮮では今年に入って矢継ぎ早に弾道ミサイルの発射実験を繰り返している。身体を鍛えた格闘家が、早くリング上で“実践したい気持ち”の表れでもあるかのように「火星17型」の発射を繰り返す。そうして自国に対して「名実ともに核強国になった」と太鼓判を押した。これまで北朝鮮がアメリカを怖れていたのは、大陸間弾道ミサイルが“アメリカ本土”までは届かない可能性が強いからだった。それが、もう“射程距離に入った”と確信したから「核強国」の表現を使った。金正恩氏の野望が見事に達成された。世界から“経済制裁”を加えられながら、秘かに進めてきたのが“核武装強国”なのだ。もはや、これで「アメリカ怖れるに足らず」の心境に至ったのだろう。ところが、ここに来て、北朝鮮政府には“頭の痛い問題”が発生している。若者たちの間で秘かに“韓流もの”が浸透し始めていることだ。元々距離的に近いのだから、禁じてはいても映像はどうしても視聴される。これを防ぐには公開死刑しかない、ということで何日か前にも10代の学生二人が公開処刑された。ただ単に韓国の映像コンテンツを視聴しただけでなく、それを「流布しようとした」からだ。国民みんなに踊り出されてはたまらない。韓流ドラマや韓流ポップスは今や“全世界”に浸透し始めている。特にアジア圏では圧倒的な支持を集めている。国家予算を投じて“韓流ドラマ&韓流ポップス”を世界に向けて広めようとしてきた成果が見事に結実しつつある。80年代までは日本が国家予算など投じなくてもアジア圏を席巻できたが、バブルがはじけて経済力が低下すると同時に見放されてしまった。なぜか日本国内ですら“誰もが歌う歌”が消えてしまったのだ。やはり「隠れてでも視たい」ドラマとかポップスのある国を取り戻さなければならない。簡単にだれもが歌手になれるとか、だれもが俳優になれるとか、そういう国であってはならないのだ。本当に“天才的な素質”を持っている人物だけ、或いは血の滲むような努力を重ねた人物だけ“スターとなれる国”に呼び戻さなければならない。そうして北朝鮮の人々が「殺されても観たい」というようになった時、われわれは文化芸能によって“世界を制した”と言えるのだ。
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