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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「高所恐怖症」には地獄の「空中レストラン」


発展を続けるインドネシアの首都ジャカルタでは、この春「ラウンジ・イン・スカイ」が登場して注目を集めている。クレーンによって空中30mの地点に“吊り下げられた形のレストラン”だ。しかも、このレストラン、床が中央部分にしかないため、ジェットコースターに乗り込む時のようなシートベルトを締めた客たちの足は空中に浮かんでいる。そういう中で豪華な料理が運ばれてくるのだ。かなりの高額だが、スリリングと素晴らしい夜景を楽しみながら食事が出来るとあって評判は上々だ。もっとも高所恐怖症の人には“地獄”でしかない。実際、客の中には30分以上ものあいだ一口も料理に手を付けられなかった人や、怖さに食事が喉を通らなかったという人もいる。私自身も高所恐怖症だから解かるのだが、高いところでは文字通り足がすくんで身動きが出来なくなる。いくらシートベルトで固定されているから大丈夫などと言われても、文字通り“足が地に着かない状態”で料理を楽しめるわけがない。私は小学校2年生くらいの時に、海岸の岩場から滑り落ちて、海中へと真っ逆さまに転落したことがある。勢いよく転落したので海中5㍍くらいまで潜って、そのあと反動で海上へと頭を出した。幸い一緒に来ていた誰かが“タイヤの浮き輪”を持っていて、それを海中に投げ入れてくれたので何とか助かったが、それ以来、高所は“恐怖”でしかない。海難事故などあると、あの時のことを真っ先に想い出す。ところで“空中レストラン”は世界的に需要があるのか、インドネシアの隣マレーシアのクアラルンプールでもクリスマスの時には登場した。こちらの方は地上45mまで引き上げてクリスマス用の“サンタの橇型レストラン”として登場していた。さらにベルギーのブリュッセルでも「ディナー・イン・ザ・スカイ」として地上50mまで引き上げられていた。そんなにまで宮中高く、レストランを引き上げられるクレーンが存在していること自体が驚きであり、そのクレーンの力に“命を預けられる人々の勇気”にも拍手を送りたい。
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