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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「007」“敵”&“味方”情報戦は「未来図」だった


私は昔、映画「007シリーズ」が大好きだった。それを視ながらいつも思ったのは、これは“架空の未来物語”なのだろう、ということだった。初期の頃「007=スパイ活劇」ということで、こんなスパイなんか実際にはいないだろうと思った。スパイそのものが第二次世界大戦までのモノのように、私は誤解していた。だから、今の時代に「スパイ」などと言う職業があり得るはずがない、と思っていたのだ。おそらく私だけでなく、あの頃の日本では、多くの人たちがそう思っていたに違いない。それから、もう一つ、私が“違和感”を抱いたのは“西側”と“東側”の対立という「構図」だった。“東西冷戦”という言い方が定着していた時代だったから、一応は理解できるのだが、そんなに“殺し合い”をするほどの対立には思えなかった。それだけ世界は表面上の「平和」を保っているように見えた。実際、ちょっとした紛争はあっても、世界を巻き込むほどの衝突は起こっていなかった。せいぜいベトナム戦争とか、アフガン戦争とか、そういった類のもので、それらは確かに起こったが、“世界を巻き込む”というほどの規模にはならなかったし「世界を二分するような形」にもなっていなかった。何しろ「007」のストーリーでは“正義”と“邪悪”とがハッキリとしていて、邪悪の方は“世界制覇をたくらむ”というのが“お決まり”のパターンだった。それらの構図も、私には“有り得ない未来の構図”のように思えた。「米・英の国」と「ソ連(当時のロシア)」とが、真正面から対立しているようには見えなかったし、しかも、それが“最新IT科学”や“未来兵器”と結びついているようにも思えなかった。とにかく「007」はエンターテイメントの映画としては良く出来ていて、美女たちも出て来るし、音楽なども素晴らしく、ちょっとオシャレな会話も魅力的だった。そういう点で気に入っていたわけだが、現実的なものとして捉えることはなかった。確かに現在の007俳優は外貌的にロシアのプーチン氏に似ている。まあ偶然に過ぎないのだろうが、そういう人物がスパイ役に選ばれてのち007人気が復活したのは皮肉でもあった。現在、あの頃には思いもしなかったことだが、まるで“未来図”でもあったかのように「西側」と「東側」に再び分かれた。いまの「ロシア」は「中国」「北朝鮮」とガッチリ結びつき、さらにいくつかの国とも一体化し、「米国」「英国」「欧州」と見事なまでに「東西冷戦」を引き起こしている。もはや「冷戦」ではなく「経済戦争」が開始されたと言っていい。世界的に人気を誇った「007」だが、文字通り“未来を予告する”映画だったのかもしれない。
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