「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


やがて追放される⁉「ジェンダーレストイレ」


時代は、その時代が要求していることを“カタチ”にしていく。それが“その時代だけのもの”になることもあれば、それ以降ずっと継続していくものもある。東急歌舞伎町タワーに登場した「ジェンダーレストイレ」が“困惑の対象”となっている。ジェンダーレストイレとは、要するに男女を分けないトイレのことだ。一部の階では、その結果として「女子トイレ」が省かれてしまったらしい。そのせいか最初から、どうも評判はよろしくない。地上48階、地下5階の新しいビルであるから“最先端の試み”として「ジェンダーレストイレ」を設置したのは注目度も含め話題にはなる。ただトイレ内というのは、本来“性器露出の場”であるから、それを“分けない”というのは、もともと無理があるような気が私にはする。もちろん“性の多様性”を認める国に前進していく(⁉)試みの一つとして、ジェンダーレストイレの設置が悪いわけではない。女装家や男装家にとって“待ち望んでいたトイレ”であり、歌舞伎町に出来たのは“そういう意図”もあってのことなのか。わたしは前から思っているのだが、身障者やシングルマザーやシングルファザーや介護者などのため「男性用」「女性用」とは別に「もう一つのトイレ」があって良いと思っている。たとえばシングルファザーで小さな女児を連れている場合「女子用トイレ」に入るのは勇気がいるだろう。だからと言って「男子用トイレ」では難しい場合もある。そういう人たちも含めて「身障者用トイレ」を、ひとり親の人であるとか、緊急事態が生じた人であるとか、そういう人も含めて使用できるような形態に変えていくべきではないかと思うのだ。電車でもそうだが以前「女子専用車両」というのに急いで飛び込んでジロジロ見られ、不快な思いをしたことがある。逼迫事情がある時には、男性とか女性とか関係なく“使わせてあげる”“入れてあげる”度量が、どうも日本人には乏しいような気がしてならない。逆に言うと、だからこそ「ジェンダーレストイレ」は役立ちそうな気もするが、過度な“性意識”が強すぎたり、何らかの犯罪が生じたりすると、かえって徐々に使われなくなって歴史の中でいつの間にか“消えて行くトイレ”となってしまう可能性もある。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言