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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


インドの「学校閉鎖」“コロナ”ではなかった⁉


日本では“コロナの新規患者数”が劇的に減少したが、同じことはインドでも起こっていた。インドは5月のピーク時には毎日40万人もの新規感染者が表われ、4000人もが亡くなっていった。もちろん、インド各地で徹底的なロックダウンが行われ、街は一時的に“廃墟”のように静まった。そのかいあって現在は一日1万人程度の新規感染者数に収まっている。日本でなら“大変な数”だが、インドの場合には“劇的な減少数”なので、ようやく街に“日常が戻った”かに思われていた。ところが、今度は別の問題が浮上しているのだ。インドの映像を観れば誰もが感じるように、元々大気汚染で都市部の空気は淀んでいる。特に首都ニューデリーはひどい。あまりの大気汚染の悪化を受けて、子供たちの健康を守るため13日から一週間の“学校閉鎖”が発表された。もし、このままの状態が続けば“学校閉鎖”だけでなく、再び「ロックダウン」に踏み切らざるを得ないとの観測もある。せっかくコロナの方は収束に向かいつつあるのに、今度は“大気汚染”という「人工的な病」に街が破壊されつつある。これまでにもニューデリーは世界屈指の“汚染都市”として有名だった。特にこれから冬にかけては工場の煤煙、車の排ガス、焼き畑農業の煙など、汚染する材料がそろっている。元々“密集型の都市”であるだけに、都市部を大気汚染から守るのは容易ではない。中国の北京も同様な問題を抱えているが、こちらの方は一足早くスモッグに苦しみ、さまざまな対策を打ち出して必死に“大気汚染”から逃れようと方向転換し始めている。日本では、いち早くそれに気付いて今では“大気汚染”から脱出しつつある。世界的にも“クリーンエネルギー政策”に舵を切り、何とか地球環境を守ろうと必死なのが現状と言えるだろう。私は昔、初めてフィリピンへ行ったとき、現地の方に「景色のきれいなところに連れて行ってあげる」と言われ、海岸沿いに行ったが、その海岸沿いを埋め尽くしているゴミの浮遊物に言葉を失ったことがある。ここ1~2年、私たちは“疫病”と言って良いコロナに翻弄されたが、もしかすると今後訪れる“第二の大気汚染”ともいうべきものを一番恐れなければならないのかもしれない。
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