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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


“ガチ梅沢流”これこそ本当の「NGなし」回答


よく芸能人が「ガチで答える」とか「本音でぶっちゃけ」とか「NG回答なし」とか、番組のサブタイトルには記されていても、いざ実際にトークやインタビューが始まると、肝心の部分に“ピー”が入るなどして判らない場合が多い。そういうTV番組が多い中で、感心させられたのがTOKYO MY「5時に夢中」にゲストで出演した梅沢富美男氏の「ノーコメントで3問以上」答えれば“豪華景品”という触れ込みの“即答型インタビュー”だ。そこで彼はすべてに即答し、今の住居は30年前に3億ぐらいで購入したこと、150坪くらいであること、NHK紅白に出演した時のギャラは7万円だったこと、一番嫌いなTV局はNHKであること、いま浮気したい女性タレントは熊切あさ美氏であること……など、ズバズバと答えていった。もちろん、生番組だから“ピー”も入らない。その結果として彼には“うまい棒が1000本”という賞品が与えられたのだった。まあ、自宅の購入価格などは、30年前の購入であれば答えても支障はないだろうが、嫌いな放送局名はタレントである以上、多少は忖度しそうなものである。“お呼び”がかからなくなったら困るからだ。彼は、この点に関して、自分は“時代劇俳優”であるのに、NHKの歴史大河ドラマから声が掛からないことを不満に思っているようだ。確かに、下手な芸人俳優を起用するなら“時代劇俳優”を起用するのが、本来から言えば“筋”のような気はする。日頃、オヤジタレント的な役割の多い梅澤氏だが、やはり“時代劇俳優”としてのプライドは強いのかもしれない。さらに、いま「浮気したいタレント」を訊かれて、即座に「熊切あさ美」の名を挙げた。それもちゃんとした理由があって、最近購入した彼女の写真集を観て、そのお尻の大きさが気に入ったらしい。そういう部分がいかにも“本音”という感じがして、何らかの思惑があっての“名前出し”ではなく、ほんとうに「浮気したい」という気持ちの表れとして何と素直な反応だろう。多くの芸能人も、少しは彼に見習って“本音でぶっちゃける”番組を増やしてほしいものだ。番組欄などで「ホンネで…」というのに限って、何かの宣伝だったり、TV局側や事務所側からの指示だったり、誰かに対しての忖度があったり、“ピー”が入ったり、ちっとも“ホンネ”になっていないものが多すぎる。いや、そうあっても良いが、それなら“ガチで”とか“ホンネで”とか書かないでほしい。
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