「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


ワニは「救助隊」か⁉それとも「容疑者」か⁉


インドネシアのボルネオ島といえば何となく“野生動物”等がたくさん生息しているような印象を与える。あくまでもなんとなくだが“手付かずの自然遺産”のような所があちこちに点在していそうな気がする。そのボルネオ島のムハカム川付近で暮らしていたムハンマド・ウィジャヤ君(4歳)は1月18日突如居なくなった。行方不明となったのだ。ひとりでどこかに遊びに行ったか、或いは川の水流に溺れてしまったか、どちらかであると思われた。捜索隊があちこち捜し回ったが見つけることは出来なかった。ところが、その二日後、話は妙な光景を生み出す。ムハカム川に生息しているワニが、4歳のウィジャヤ君を銜えるような形で住宅近くまで泳いで来たのだ。そうして、捜索隊のボート近くで辺りを確かめるような警戒感を示した後、口で銜えていたその遺体を放り出して去って行ったのだ。まるで、自分も“捜索隊員の一員”であるかのような行動だった。ワニは4歳児の遺体を口に銜えてきたので、その胴体部分は多少、噛まれたかのようあ跡があったが、それ以外の部分には損傷がなく、幼児を襲って身体にくらいついた感じではなかった。だが、この一連の行動に対して、地元民は懐疑的である。つまり、ワニには“遺体を届ける”などという習性はなく、たまたまお腹が空いていなかっただけではないかという解釈や、自らが捕まえた“獲物”の隠し場所として、相応しいところを探していただけではないか、という観方をする人もいる。もしかしたら、そのワニは川に“幼児を引きずり込んだ張本人”であった可能性すらある。というのは、ワニが獲物を捕獲するとき、いったん水の中に引っ張り込んで“相手を窒息死”させた後、安全な場所へと移動させて丸飲み込みするのが普通であるからだ。もしかすると4歳の児童の骨格は意外にも大きく、通常の丸飲みが難しそうだったから、あえて人間たちに引き渡した可能性もある。或いは、お腹が空くまでの間の“保管場所”として川岸付近を探していただけなのかもしれない。どちらにしても、むごたらしく損傷した遺体とはならず、無事に葬ることが出来たことを遺族は感謝している。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言