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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


井上公造氏去って「芸能リポーター業」消滅⁉


さまざまな芸能事件のリポーターとして活躍した井上公造氏が3月いっぱいでリポーター業を退く。26年間出演した「おはよう朝日です」や23年間出演した「クギズケ」を卒業した。彼自身は今後はハワイ関連の事業を行うそうである。元々雑誌編集や新聞記者からスタートしているだけに“地道な取材網”に定評があった。最も印象に残っている事件として「ビートたけしバイク事故」「宮沢りえ・貴乃花の婚約解消」「島田紳助氏の芸能界引退」を掲げた。確かに、どれも日本が「華やかだった時代」の“裏返し”のような事件ばかりであった。或る意味で「日本」は、だから“平和”だったのだ。「芸能界」というのは、或る意味では“その国の今の象徴”と言える。だから、くだらない“ささやかな出来事”が大きく報道されて、人々の関心を集めている方が良いのだ。それは、その国が「平和」であり「豊か」であることの象徴だからだ。大衆が“くだらないこと”に関心を持つのは、それだけ暇と金を持て余していることを意味する。寝る時間も惜しんで働いているとか、食べるものも不足して必死になっているとか、そういう時には誰も“くだらない出来事”には興味を持たない。人間というのは、生活に余裕が生まれて初めて“芸能界の出来事”に関心を持つのだ。そういう意味では、近年はしだいに“芸能界の話題”が乏しくなってきている。芸能人絡みでの“大きな事件”とか“目立つ出来事”が乏しくなりつつある。特に最近は、コロナとか、戦争とか、地震とか……世の中そのものが“危うい方向”へと向かいつつあり、言ってみれば“芸能どころ”ではなくなりつつある。それを察知したかのように井上公造氏はリポーター業から身を引く。SNSの時代に、もはやリーポーターとしての“活躍どころ”が無くなってしまった、という意識も手伝ってのことに違いない。けれども、人間の歴史を振り返っても「芸能界」の出来事が大衆の関心を集めている時代は「平和で経済的にも恵まれた時代」であることは間違いがない。そういう意味では、早く、懐かしの70年代~80年代の“華やかさ”を、日本が取り戻せるようにならなければいけない。「正義感」を振りかざして、世界戦争に引きずり込むような輩は絶対に信用してはならない。
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