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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


十年後は「無人タクシー」だらけになるか⁉


中国の北京など全国4カ所で「無人タクシー」が急増しているという。このあいだまで“実験中”だったと思うのだが、もはや現実の公道を「無人タクシー」が走る時代となったのだ。今のところは主要都市のみ限定のようだが、2025年迄には都会だけでなく全国的にも普及させたいと意気込んでいる。アメリカの方が実験段階では早かったような記憶があるが、いつの間にか中国の方が先を越したということだろう。もっとも、事故の危険性など、さまざまな点でまだまだ課題は多いはずだ。それでも、とにかく実用化してしまった後で、細かな問題には対処していこうというのが中国のやり方だ。もっとも、この「無人タクシー」に採用されているのは我が日本のトヨタの車である。つまり、トヨタの「レクサス」なら安心という中国人の信頼がある証明ともいえる。もちろん、トヨタ側としても公道での使用で、さまざまな問題点などどこよりも早く把握できるので全面的に協力している。それに中国の市場は大きい。車産業にとって今後も重要な販売網であり続けることは間違いない。それに、牛が歩いているインドでは怖くて実験できないだろう。実際に「無人タクシー」を利用しようとする場合、事前に専用アプリで「呼び出し」「目的地を設定」しておかなければならない。したがって、ふらっと「タクシーに乗りたい」と利用できる段階にまでは至っていない。中国の場合、国土が広く“長距離目的”も多いはずなので、そういう意味から言えば「無人タクシー」は価値がありそうな気がする。ただ日本の場合は、道路も狭いところが多く、近距離間の移動に使われるケースも多い。そういう国内事情を考えると、必ずしも、すぐ普及していくとは考えにくい。それに日本人の場合、タクシーは“親切さ”や“身近さ”や“話し相手”としての役割を担うこともある。そういう気配りとしてのタクシー利用者がいる限り、全面的に「無人タクシー」への切り替えは進みそうもない。ただ国際都市としては徐々に“そういう方向”へと進まざるを得ないような時代が待っているに違いない。そう考えると、十年後くらいにはさまざまなところで外人観光客など載せている「無人タクシー」が急速に普及していく可能性も大いにありそうだ。
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