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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


即席「くのいち忍者」が各地で出没するかも⁉


どういうものか外国人観光客、特に欧米の観光客は「体験型観光」を好む。どちらかというとただ単に見て歩くだけでは物足らないのかもしれない。そういうわけで、今年の観光商戦には“体験型観光”がいっぱいだ。それは良いのだが、日本における体験型には、われわれ日本人でも「行ったことがない」ようなものがしばしば含まれる。訪日外国人たちにもっとも人気があるのは「忍者体験」だ。いまや世界に通用する言葉になった「忍者」だが、そのホンモノはなかなかに地味なもので漫画や映画のような派手さはない。そして、なによりも或る程度の期間、その訓練というか修業を積まないとほんとうはなれない。ただ、外国人、特に欧米の外国人たちが好むのは漫画や映画で観てきた“派手なアクション”のエセ忍者の方だ。その体験も手軽に“すぐに行える”ものであることが条件だ。そこで登場するのが「忍者カフェ」と呼ばれる体験カフェだ。もちろん日本人でも良いのだが、多くの場合、外国人を対象としている。当然、その手ほどきをする忍者が必要なのだが、その忍者不足が深刻になって来ている。浅草の「忍者カフェ」では、だから即席で忍者を養成し、それが済んだら、すぐ忍者デビューさせるのだ。本物の忍者が聞いたら、さぞ嘆くことだろう。特に欧米人たちに受けが良いのは「女性の忍者=くのいち」と呼ばれる若き女性忍者たちだ。手ほどきを教えると言っても、実際には「手裏剣の投げ方を教える」とか「忍者の刀捌きを教える」とか、その程度で、あとは自由に“遊ばせている”に近い。ただ困ったことには忍者が足りない。そんな即席忍者であっても、人手不足なのだ。出来れば英語が出来る高身長の若い女性忍者が良い。ところがそういう“求めている「くのいち」”は応募してきてくれない。時給を多少アップして、何とか増やしたいと希望しているようだ。そういう、言ってみれば“未熟な忍者たち”に教わってゆく欧米の観光客は、本国に戻ってから「自分は忍者体験をした」と公言することだろう。そして、日本の“くのいち”は最高であると伝わることだろう。こうして、いつの間にか歴史上の日本には実在していなかったような“可愛らしい忍者もどき”が次々と伝承されていくのだろう。
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