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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


大槻義彦氏vs.韮澤純一郎氏が30年バトル⁉


正直それを知った時、私は「もう30年にもなるのか」と思った。そして30年にもなるのに、相変わらず“同じ形”で嚙み合わない論争をするのは、なんだか滑稽であり、或る種の漫才コンビのような役割で“引っ張り出されている”ようで何かが釈然としない。最新の『週刊ポスト』で、物理学者の大槻義彦氏と超常現象研究家の韮澤純一郎氏とを招いて、TV番組で30年以上続いた「UFO論争」を誌上の中で再現させているのだ。TVの「超常現象スペシャル」などでは、超常現象の“肯定派”の代表的存在が韮澤氏であり、一方“否定派”の代表的存在が大槻氏であった。いつも二人の議論は嚙み合わず、その“噛み合わなさ”がTV的には面白かった。始まったのは80年代後半で、まだ“UFO事件”が頻発していた頃だった。奇妙なことにTVが「UFO論争」を取り上げ出したころから急速に“事件としてのUFO現象”は減っていく。この二人が“肯定派”と“否定派”とに分かれたのは、実は小学生時代の“実体験”が大きく影響している。大槻氏は小学生の頃に「火の玉」を観たのだ。韮澤氏は小学生の頃に「UFO」を観たのだ。大槻氏は「火の玉」の正体を知りたいと思ったが、だれも納得がいくようには答えてくれなかった。それが後年“プラズマの研究”で第一人者と呼ばれるような方向性を定めた。つまり、観たからと言って、それが「火の玉=魂」とは限らない、というのが根本的なスタンスなのだ。韮澤氏はやがて出版社に勤め「眠れる預言者」とも呼ばれたエドガー・ケイシー関連の出版物を多く手掛けるようになる。エドガー・ケーシーは宇宙人が人類文明の進化に“寄与した”と主張している。現代から観ると、ケーシーの予言には首をかしげる部分も多いが、あきらかに“これを示唆していたのか”と思える予言も多い。例えばニューヨークの9.11の事件を示唆していると思える予言、日本の東日本大震災3.11を示唆していると思える予言などがある。しかも、これらはすべて“催眠状態での予言”だという点に特異性がある。したがって、そういう出版物を扱ってきた韮澤氏には「超常現象も宇宙人も実在する」と主張したい事例に後押しされている。多少、論理的にはおかしくても“体験”を否定することは出来ない。実際、UFOに限らず超常現象は体験的に“信じている”人が多い。自分が体験したものは、多少、理論的におかしくても“肯定”せずにはいられないのが人間なのだ。世の中には「運命」を否定する人も多いが、それは“奇跡的体験”とか“運命的現象”を体験していないからで、それだけ“平穏な人生”を歩んできた証拠なのだ。
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