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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


女性→メンズカット、男性→レディスカット⁉


大昔、わたしは髪を長くしていた関係で2度ほど美容室でパーマをかけてもらった記憶がある。まだ20代の時だ。その当時は今のように「メンズ美容室」などと言うものは無かった。だから髪が長くても普段は理容室に行く以外は無かったのだが、その時、美容室と理容室の違いを知った。美容室では“顔剃り”というものを行わない。一方、理容室の方では“パーマ”をかけられない。今は、どちらでもOKなようだ。その当時、どうして美容室では“顔剃り”を行ってくれないのか、私には理解できなかった。それでは“美容ではないではないか”と思ったからだ。別にバンド活動をやっていたわけではないが、十代のわたしはグループサウンズのような髪型が希望だった。ところが、その希望はなかなか叶わなかった。どうしてこんなことを書くのかというと、現在の流行が気持ち的に解からないではないからだ。その現在の流行とは、女性が「メンズ美容室」に行って好きな男性芸能人の髪型にしてもらおうとする。つまり女性なのに“メンズカット”を要求する、というのだ。自分の“推し”と同じ髪型にしようとする。だから通常の美容室ではなく「メンズ美容室」に行く。そうすることで、その芸能人と“一体化していこうとする”らしい。奇妙な流行だ。ただ考えてみると最近の“若い男性芸能人”には、一見すると、男性なのか女性なのか判別できない髪型をしている人物が多い。顔貌そのものも中性的な場合も多いが、特に髪型は男女の区別が不明確になっている。したがって、若い女性たちがメンズ美容室へ行って、ちゃんとメンズカットをしてもらって、その“推し”の髪型に近づけようとする、というのも奇妙だが解らないではない。逆に男性の方にも、同じような意味合いで女性アイドルと“同一の髪型”にしようとする若い人たちが徐々に増えて来ているという。つまり、女性がメンズカットで、男性がレディースカットというわけだ。単に名称が異なるだけではなく、技術的にもカットの仕方、セニングの仕方、レイヤーの入れ方などが微妙に異なるという。こうして、いつの間にか「メンズ美容室」は若い女性たちで溢れ出すという光景が、そのうち見られるかもしれない。
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