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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


日本でも普及する⁉「付き添い屋」という職業


海外報道を見ていたら「付き添い屋」のニュースが飛び込んできた。聴きなれない仕事名だが“付き添い的な役割を果たす仕事”であるらしい。高齢者が2億人以上の中国で、最近になって急増している仕事のようで、今後も増えていく可能性があるという。仕事としては主として高齢で持病持ちの方達に変わって、病院の受信予約とか各種手続き、薬の受け取りなどを行うもので、半日くらいで日本円にして4000円程度が相場であるらしい。確かに持病のある高齢者たちは多く、その多くは“病院通い”をしている。ただ大きな病院とか有名な病院とかだと“順番待ち”の時間が長く、各種の手続きも面倒な場合が多い。さらに処方された薬を“手渡してもらうまでの時間”も意外なほど長い。健康な人でも“長く”感じられるのだから日頃から体調が悪く、無理の利かない状態となっている場合、黙って座ったまま待つことや、各種の用紙に対し細かく記入していかなければならない作業は苦痛を与える。いってみれば、これらを“代行してあげる”のが「付き添い屋」なのだ。中国ではコロナ禍で自営の“各種教室経営”等にストップが掛かった時、その代わりのアルバイトとして、この仕事を始めた人も多い。何しろ何一つ「資格」を持っていなくても、それを“望んでいる人達”さえ集められれば職業として成立する。実際、病気の時には“ちょっとしたこと”が苦痛に感じられる。だから、もし家族が傍に居れば、家族に“自分の身代わり”として受診票を出してもらうとか、薬を受け取ってもらうとかするわけだが、中国でも“独り暮らしの高齢者”が多くなっている。だから信頼さえ得られれば「商売」として立派に成立するのだ。だが、これは中国だけの問題ではない。日本だって持病を持ちながら“独り暮らし”を続けている高齢者は多い。ただ日本の場合、なかなか“身代わりとしての行為”に対して「半日4000円」は難しいかもしれない。何しろ“ギリギリで暮らしている”高齢者が多いからだ。ただ、これを病院関係だけでなく、各種の“代行”をすべて含める形式とするなら、需要は一気に膨れ上がる。特に最近は“ネットを利用しなければならない変更手続き”等が多くなっている。ところが高齢者の中にはパソコンやスマホを使い慣れていない人が多く、ネット上での“打ち込み作業”の苦手な人が多い。これを“手助けする業務”を含めるなら、必ず、その需要は飛躍的に膨れ上がる。もちろん、丁寧な説明とか、思いやりを伴っての作業やサービスが必要だが、日本でも急増していく可能性は大いにある。
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