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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


日本の「半導体バブル」は、これからが本番‼


日本の株価が急騰している。それも、全体的に上昇しているのではなく“半導体関連の株価”だけがいっせいに急騰しているのだ。実は日本における純粋な“半導体企業”はそれほど多いわけではないが、本業は別だが「半導体材料なども扱っている」といった一部関与している企業が意外なほど多い。だから、そういう意味では日本における半導体関連企業のすそ野は広い。その広義の意味での半導体関連の株価がここ数日いっせいに値上がりしているのだ。その結果「日経平均」の数値が押し上げられ、あっという間に3万円台が定着してしまった。明らかに、この勢いは80年代後半の日本のバブル以降では2000年の「ネットバブル」や2013年の「アベノミクス」以来のものであって、海外勢が加担し始めている。もしも、この勢いが続くなら、日本国内に本格的なバブルが到来する可能性もある。もちろん、株価上昇には偏りがあって、取り残されていく株も多いし、現実の社会でも「格差の拡大」が大きくなっていく可能性は強い。それでも、とりあえず、経済的に低迷し続けてきた日本が、予期せぬ形で「半導体バブル」を生み出し、全体的に上昇していくための“足掛かり”的なものを得たことは事実のようだ。何よりも良いのは、海外勢が後押しをしてくれる可能性が強いことである。わたしは早い時期に“この状態の可能性”をここで記したが、今からでもというか、今からが本番というような状況にあるので、あえて追記しようと思ったのだ。今年、日本では「熊本」と「千歳」という南北両方の地域で“半導体企業の母体”が本格的に始動していく。つまり、現在の株価は、この事業をも見据えて“先取り的な形”で上昇し始めているのだ。もちろん、その発端はアメリカの半導体企業の予測見通しが“大幅に上方修正された”ことにある。日本の半導体企業の多くは24年3月期の見通しを下方修正してきた。したがって株価も下落局面にあったところが多い。それだけに逆方向へと一気に駆け上がり始めている……というのが現在の状況なのだ。もともと近年の日本は海外勢から「相手にされない状況」が続いていた。少子化で将来的見通しとして経済が活況を呈することは難しいと目されてきた。けれども、少子化対策にも本腰を入れることが決り、円安効果もあってインバウンド観光の復活が確実となり、さらに半導体など輸出企業の繁栄と、消費の面でもデフレからインフレへの脱却が見えてきた今、日本経済全体が押し上げられていく“兆し”は株価上昇で拍車がかかる可能性もある。前にも述べたが、日本人の多くが「日本株」を買い出した時、そして欧州だけでなく、アジアやアメリカからの資金も「日本株」に向かい出した時、まちがいなく「日経平均」は4万円台~5万円台に乗せていることだろう。
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